私のこと 2020~2021 その2
さて、ラジオEXPOの帰り道、
楽しかったです、と彼に連絡しました。
タイムテーブルに何を見たかを書いて
LINEで送りました。
その際、彼に
お土産話とお土産があるのでを渡したいです、
と伝えました。
すると、
時間をとってくれるということで、
再び、会うことになりました。
何をしようか、どこに行こうか、
あれこれふたりで相談しはじめました。
最初に聞かれたことは、
『バナナマンのバナナムーンGOLD(#bananamoon)』は聴いているか
ということでした。
当時『JUNK』と呼ばれる時間帯の放送があることは知っていましたが、
何曜日を誰が担当しているか、はわかりませんでした。
そのため、聴いていないと答えましたら、とても残念がっていました。
どうやら「かおたん」で食事をしたかったらしく。
相当熱心に「かおたん」の話をされましたが、
食べるものに興味のある私ではありましたが、
エピソードとしては認知外だったので、
ちょっとアピールが弱い。
「かおたん」での食事の夢は、
私の「聴いてない」で破れるのでした…
次々提案されたものにも、知らない内容が多かったため
私の触手が伸びず。
困ったであろう彼が、最後に提案したのが
『神田伯山襲名披露公演』でした。
あの日、パシフィコ横浜で、ひとりでジッと観ていた、
あの講談は、神田伯山氏でした。
演目は『神崎の詫び状文』、涙無くしては観られなかった(T_T)
私の講談の初めて、でもありました。
神田伯山氏は当時まだ、松之丞でしたので、
襲名披露なら、見られないのでは?と
ちょっと後ろ向きではあるけれど、
今まで提案された中では、私の一番の好感触に、
彼もびっくりしたみたいです。
そこから彼は演芸場に連絡してくれて、
チケットの入手法を確認してくれて、
「整理券を手に入れられれば、見られる可能性は高い!」
と、裏付けを取ってくれました。
もともと前売りしかなく、完売だろう、と思っていた私でしたから、
早起きしたら聴けるかも!という状況に興奮!!
もともと決めていた日の朝、演芸場の前で待ち合わせて聴こう、
ということになりました。
「僕は始発で行きます」との心強い言葉。
この人、こんなに頼りがい、あるんだ、と
さらに好印象に。
今までは、私が行きたいところへは、
私が段取りをほぼして、一緒に行ってもらう、
そんな男性としか付き合ったことがなかったので
こんなにやってもらえてしまうんだ、と
今まで自分が「やり過ぎていた」ことに
気付いた瞬間でもありました。
だから、離れていったのか。
いや、私がお膳立てしなかったら、
どこにも行けていなかったと思う。
なんて男たちと付き合っていたんだろう。
そんな悲しみに暮れることなく、
翌朝は早いぞ、と、マグカップをしっかり準備して
早々に就寝(-_-)゚zzz…
つづく