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価値観、ルール、妬み


「合わない価値観は認めないより、さまざまな価値観を認める
親しくなって態度が悪くなるより、親しくなっても、礼儀は守る
相手を変えようとするより、自分を変えようとする」

社会人になって沢山の人と深く関わるようになり、価値観の違いを感じる事が増えた。
相手を変えようとするより、自分を変えよう。というのは、凄く大事だと思う。
人をコントロールしようとする事なんて、出来ないし、出来たとしてその関係はいずれ壊れるのではないか?と思う。
一人一人が、様々な価値観を持っているが、どちらが正しい。というのはないのかもしれない。
会社、国、家族や宗教の中ではルールが存在する。そのルールを基準とするならば、正しい、正しくないという判定がある。
ただ、ルールを決めているのは、そのグループの人間だ。現在は正しいと思われている事も、1年後には間違いだったと認められる可能性もある。
そして、ルール改正されるかもしれない。
現時点では正しい。が、もしかしたら間違いかもしれない。という考えを常に持ち続けたい。

最近私の好きな芸能人が炎上をしている。
幸せな投稿をした時に、一部妬みを感じる人からのコメントがあり、それ対して不満を言って炎上したというものだ。
私は妬みを感じる事は仕方ないが、発言すべきではないと考えている。何故ならば、妬み、嫉妬の感情は同レベルや自分よりレベルが下だと思う人に沸くものだからだ。
羨ましい。嫉妬する。その感情を持ってしまう事は仕方ないと思う。だけど、それを思う事と本人に伝える事は別の話だ。思うことは自由だ。だが口から出す事で伝わるのは、あなたは私より下の人間なのに嫉妬する!ということだ。
妬みを披露すべきではない。
ただ、妬みを披露すべきではない。という発言は、人に価値観を押し付けている事にもなる。
妬まれた人に対して、不満を言う事はダメな事なのか?不満を言った時に、スルーしたらいいのに。というコメントが多かったが、それも正しいとは思う。放置しておくのが、本当に正しいのか?それは分からない。
自分がその芸能人だったら絶対スルーできないだろうなぁと思うので、スルーしなよ!という意見が鬱陶しくも感じた。そういう方法もあるけど、色んな価値観思いがあるので、全員が同じリアクションになる事は難しい。むしろ他の違うリアクションだったからこそ、芸能人になれたのだぞ。

もし物事に疑問を持った時、自分の中で、じっくりと何故そう思ったのか?と問う事、自分の中で答えを出す事。それで十分なのかもしれない。
人と人は全てを分かりあう事は難しい。だからこそ、相手に自分の考えを押し付けるべきではないし、もし出した答えが、間違ったとしても良いのだ。また新たな思いについて考える事が出来るのだから。

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