モヤモヤを解消するつもりが心の膿に直面した話

「私は周りの人よりもダメだから○○しなくちゃ」
「親が△△と言ってるから△△しようかな」
そうやって自分に言い聞かせて、その時は納得したつもりで、まぁまぁ行動はしてきた。
でも、結果は上手くいかなかったり、本心から望んでるか?と聞かれると答えられずどこか突っかかるものがあったり。
友人たちは「行動力があるよね」「考えて行動できてるのすごいね、えらいね」と肯定してくれるのに、それすらも上手く受け止められなくて。
心のどこかで言葉にできないネガティブな感情がずっとあった。

婚活、転職、現職へのモヤモヤ、同世代との比較・・・
精神的に四面楚歌に陥り、何かしなくちゃいけない、どうしたらいいのかわからないのループから抜け出すため、SNSで見かけて気になっていたポジウィルの無料相談に申し込んだ。

このnoteはPOSIWILL CAREERの受講や無料相談に申し込むか迷っている方、似たような境遇、モヤモヤを抱えている方へ、受講ででこんな風に変われたよという一つのケースをお届けできればという思いで綴ります。
一人でも多くの方が自分らしく、生きやすくなるきっかけを掴めますように。

①私の経歴

・文系私立大卒
・入社7年目
・金融(関連会社)
・一人っ子

入社時は事務職の扱いだったが、実際に入ると全部署共通で大元の金融機関出身の総合職と全く同じ業務。メインは書類点検。
入社時に配属された部署は点検フローの都合で上司と1:1の閉鎖的な関係。度重なるパワハラでメンタルがやられ、異動希望提出。

異動後の部署は風通しが良くなったものの、率先して取り組んだり成果を出した人に照会や業務、庶務等すべてが集中する環境。会社全体で年功序列色が強く、昇格していなくとも形式上のリーダーや部内運営に係る業務は現場まですべて対応することに。どれほど仕事をこなして成果を上げても評価は書面上だけで給与や職位への反映はなし。人生において長く働き続けたいという思い、学生時代の友人たちがどんどん昇格していくことへの焦り等々…漠然とした不安の中で”何かしなくちゃ”という焦りは年々大きくなっていた。

②ポジウィル受講のきっかけ

現職に対する漠然とした不安から転職を真剣に考えたり、年齢を考えて婚活に踏み切ったり。不安を解消するためのアクションは起こしていたものの、自分の判断に自信が持てず、家族の理解も得られなかったりと、乗り越えられない不安がいくつも重なっていた。無料相談でモヤモヤの整理をしてもらえるかも…と淡い期待を持ったことがきっかけ。
SNSで「受けてよかった!」「無料相談で十分満足できた」等の明るい感想をたくさん見かけていたこともあり「受ければなんとかなるでしょ」程度に考えていた。

担当カウンセラーは津田さん
漠然とした悩みから深堀が始まり、気づけば幼少期のネガティブな記憶にたどり着いていた。
当時の自分を例えて「その子になんて声をかけてあげたいですか?」と質問されたとき、答えられず唯々涙が溢れた。
初めて、心の膿に直面した瞬間だった。

無料相談の終盤、フィードバックで指摘されたのは”思考の癖”があること。そしてそれは過去のネガティブ体験や家庭環境(主に母)から来ているのではないかということ。母は伝え方があまり得意ではない人で、思ったことをすぐ口にだし、自分の思い通りにならないと感情的にキレたり、周囲への影響を過剰に心配したりと少し難しいところがあると何となく感じていた。いわゆるモラハラの基準に8割は該当し、内弁慶。判断軸は父のため、その矛先は大体私に向いていた。母の琴線に触れたときの𠮟責はロジックが通用しない。どうしたら喜んでもらえるか?を意識しては自分の気持ちを蔑ろにしていたと気づいた。

物心ついた頃からずっと、私は自分自信の事が嫌いだった。無料相談後、「ずっと避けてきた自分を嫌いな理由に向き合う必要がある。それを克服しないと一生この気持ちのままかもしれない。」「POSIWILL CAREERを受けたら20年以上抱えてきたモヤモヤを解決できるかもしれない。」そんな思いから受講に踏み切った。同時に、フィードバックを両親に伝え、ずっと反対されていた一人暮らしを許してもらい、トレーニングと同時進行で環境を変えるための準備を開始した。

③35日間のトレーニング

トレーナーを担当してくださったのは引き続き津田さん
いつも明るくポジティブで、お話をするたびに元気を貰っていた。面談では私の拙い説明から悩みの本質を言語化してくださることで、自分の中に落とし込むことができた。
私のトレーニングのゴールは、過去の経験を振り返って自分の認知が形成されたルーツをたどり、思考の癖を緩める方法がわかる状態になることと、転職のための軸づくりの2本立てで設定した。

トレーニング開始の時、津田さんは母と私の関係性を「攻撃を受けて傷(ネガティブな経験)が出きても放置していて、次の攻撃に備えて剣と盾(強みの論理性)を磨くが、次の攻撃はゲリラ爆撃で予測できずにまた傷を負う。それでも手当せず剣と盾を磨き続けている」「まずは傷の手当を自分でできるようになりましょう」と例えを交えて伝えてくれた。この例えが妙にしっくりきて、傷を認識して手当の仕方を身に着けるべく、様々なワークに取り組んだ。
重点的に取り組んだのはインナーチャイルドのケアと一日を振り返った時に頭に浮かんだことをそのまま書き出すもの。相当昔の体験でも、未だに突然思い出してはイライラモヤモヤする出来事を毎日一つずつ向き合い続けた。そのおかげで、ネガティブな感情がぶり返す機会が減ったし、思い出してもモヤモヤしにくくなったと感じている。一日の振り返りは「その時本当はどうしたかったのか?どうしてそう考えたのか?」を解きほぐしていき、思考の癖と対処法を探していった。ある書き出しから津田さんに指摘していただいたのが「我慢癖」と「○○しなきゃ」の強さ。昔から何事にも拘りがある方だったが「家具の色はこれがいい」「このテレビ番組を見たい」「○○できなくちゃ」等の些細で自覚がない程の小さな我慢や思い込みがチリツモになっていること。そして、”ネガティブな気持ちを否定しなくて良い”こと。その時どう思ったのか?どう感じたのか?どうしたかったのか?は、どんな感情、思いであれ、否定しなくていい。無理に言葉にしなくても認識して受け止めればいいと、自分の内面を大切にするということをアラサーになって初めて知ることができた。

日々の内面ケアと自己分析を続けながら一人暮らしの準備を進め、トレーニングは転職軸の探しへと移っていった。現職にモヤモヤしている内容に対して「(現職の評価制度や待遇について)どこから突っ込めばいいかわからない」「給与+○万円はいけると思う」と教えていただき、「このモヤモヤは正しかったんだ」と自分を肯定できた。かつ不安の一つであった自分の市場価値についても光が差した気がした。自己分析の深堀を進める中で、自分にとっては当たり前だと思ってやっていたことが実は強みだったりと、一人では思いつきもしなかったスキルや強みをたくさん見つけていただいた。「自分はダメダメだから人並みにできるようにならなくちゃ」という思いから苦手な分野に挑み続けて失敗を繰り返したり、克服しても次の欠点を探し続けている事もわかった。自分にも得意と苦手があって、得意を活かしていけば良いのだと、客観的な指摘からそう思えるようになれた。
トレーニングに取り組みながら、考え方、捉え方、気持ちの受け止め方に少しずつ変化が現れ、大嫌いだった自分をちょびっと肯定できるようになった。周りがなんと言おうが自分の事は自分で受け入れて認める、ということがようやくできるようになりつつある。

④ポジウィル受講を迷っている方へ

無料相談からPOSIWILL CAREER受講を通して知ったものはどれも、今まで自覚したことがないが紛れもなく自分だった。日々の生活の中からその人の本質を見つけて言語化し、悩みや課題にあったワークを出してくれるのはまさに”伴走”だったなと、トレーニングを終えて改めて思った。受講料は正直安くはないし、金額に対して期間も短いように思う。それでも、短期間に集中して自己分析し、オーダーメイドの対応策を提示してくれるポジウィルのトレーニングを受けて人生が変わるきっかけだったと感じる人が多いのも納得した。
私もその人生が変わるきっかけを掴めた一人になることができたと感じているし、POSIWILL CAREERの受講の決断をしてよかったと心から思っている。自己啓発本や精神科のようなカウンセラーとも違う、悩みの解決策のひとつとして、迷っている方はぜひ検討してみてほしい。

★POSIWILL CAREER公式HPは以下へ★
https://posiwill.jp/career/?utm_medium=social&utm_source=note&utm_campaign=usernote&utm_term=top
ちなみに・・・
トレーニング終了後、転職活動を本格的に開始するにあたり年齢的にも短気で決めたいこと、向いている職種はどの業界でものハードルが高めなこと、転職経験ゼロで企業選定や転職の進め方について自分に合ったアドバイスが欲しいこと、何より転職に失敗したくないことを踏まえ、延長プランを受講することを決めた。今現在、引き続き津田さんに伴走していただいている。延長プランとその後についても機会があればnoteに記したいと思う。

最後に、POIWILL CAREER受講者やポジウィルのカウンセラー、トレーナーの方々が記したnoteを読むと境遇も悩みも人それぞれなのだとよくわかる。ただ、悩みを抱えながらも前に進みたいと葛藤して変わるために行動したことは、のちに人生の財産になる。苦しいのは決して無駄なことじゃない。
モヤモヤの解消にプロの手を借りてみると、自分一人では想像もつかなかった方向への道筋がきっと見えてくるだろう。

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