恐るべし100均の毛糸④ベスト編
先日、とあるお店の前に飾られてたベスト
「おや、こういうの流行り?コレ、あの糸、そう、100円のモフモフした糸で編めそう」と思いつき、帰り道早速購入。
先ずはゲージを編む
以前作ったネックウォーマーのゲージを使います。
私のこの糸のゲージは12目でした。本来のゲージは段数も出すのですが、この糸は数えにくいので諦めました。
デザインと寸法を決める
ラフで良いので、なんとなぁくこんな感じとデザインと寸法を決めました。ゆったりベストにします。
ここに自分のゲージで目数を計算して出していきます。段数は出していないので、サイズでチェックすることにしました。
もちろん、今回もこの糸ですから「とじ・はぎ」を極力少なくして肩だけ綴じることにします。
編みます
身頃の減目までは長方形を一気に編み上げます。
あとは、前後の身頃3分割して各々編んでいきます。
前回のネックウォーマーは、目数を数えながら編むと編み目を落とした時にすぐわかると言いました。でも、今回は100目以上なので、途中で手を止めると数がわからなくなります。
そこで、10目ずつ「リング」で目印をつけていきました。
解くことにしました
1度出来上がったベストですが、着てみると何かイメージと違いました。
前身頃の胸から肩にかかる部分が細いと思いました。いくら、100円の毛糸とは言え、そこは妥協したくなかったので、前身頃の減目からやり直すことにしました。
何度も言ってしまいますが、この糸、解いた先に拾う目を見つけるの大変です。
ある程度一気に解いて、あとは慎重に慎重に目を拾っていきます。
しかし、やっぱり解いてる途中で1目だけを5〜6段落としてしまったようで、結局全部解きました。
解くのもからみやすい糸なので、注意しながら…私にとっては、落とした目を拾っていくよりこっちのほうが気楽でした。
はじめから編み直します
既にこの糸は3度目になりますから、慣れてきました。とにかく、目数だけ合うように1〜10を何度も数えながら
ついに出来上がりました
1度目は、3日間でしたが、今回は編みものしない日がありまして、5日くらいかけて気長にやりました。
前立て襟部分は、ラウンドネックとも考えたのですが、猟師みたいなので、それはやめました。
この糸は、本当に軽いです。ふわっとしています。
このベストは、友人に贈りました。
「100均の糸」だと言ったら驚いていました。
洗濯後は、この糸がどうなるかわからないとつけ加え、その後の様子を教えてもらうことにしました。さて、どうなるでしょうか?
夜が長いので、私の編みもの道はまだまだ続きそうです。
お付き合いありがとうございました。