東国三社巡り
利根川水郷ライン
毎年6月に東国三社(説明は省略します)巡りをします。
三社巡りは10年ほど前から続けています。
以前は週末、朝早く家を出て好きな利根川水郷ラインを通って行っていたのですが、ここ数年週末にも仕事があり、昨年から午後から休みをとって行ってるので、高速を利用しています。
父方の祖父母が生前、銚子に住んでいましたのと、私自身銚子で出生しましたので、祖父母宅から徒歩で行ける利根川の景色は、とても好きです。
だから、水郷ラインをドライブできないのは寂しいです。
ただ、必ず香取神宮と息栖神社間は利根川にかかる橋を渡りますので、ここを楽しみの一つにしています。
三社巡りの順番
さて、いつもは鹿島神宮を起点にスタートするのですが、調べてみるとどこからでもよいようなので、昨日は香取神宮からスタートしてみました。
神様は心の大きい方だと思いますのでね、どこからスタートしても微笑んでくださるはずです。
結果、私としては香取神宮からの参拝は大正解!
まず、道に迷わない。
一度、鹿島神宮から息栖神社へ行く道、ナビを使ってるにもかかわらず、誤って一つ手前の右折レーンに入ってしまい渋々Uターンしたり、二本ある右折レーンにドキドキしながら運転していました。
危険ですよね。
『そっか!右折で迷うなら反対からまわれば左折だ!』とひらめきまして、早速調べて問題が無かったので香取神宮からスタートしました。
お陰様で東関道も渋滞もなく快適な旅になりました。
いざ、三社巡り
今年は御神水を頂きたかったので、3本の水筒を抱えて11時過ぎ(早退)に自宅を出発しました。
香取神宮は高速出口から近いので行きやすいですね。
参道は緩やかな昇り道で敷かれている砂利の音1つ1つが心の不純物を取り払ってくれるかのようで、シャッキっとします。
そして、現れる漆黒の本殿を前にすると背筋が伸びます。『黒』に圧倒されるのです。
私は、香取神宮は奥宮が好きです。
木々に囲まれて静かな風が吹くこの場所にずっと居たいのですが、休む場所も特に無いのでそこはいつも寂しい気持ちで帰ります。
黒の本殿に凛とした気持ちになり、奥宮の鳥居をくぐると優しい気持ちになりますね。
いつもはゆっくり歩くのですが、今回は最初の参拝なので先を急ぐことにしました。
息栖神社は、地元の神社にお邪魔したような感覚になります。
社務所におられる方もお掃除されてる方もご親切で笑顔でいらっしゃって、ほっとさせて頂けます。
私は、ここのお稲荷さんも好きです。
鳥居の前に立つとピシッとしなきゃといつも緊張します。なんだか、厳しい目で見られているような感じです。
我が家は、自営業なのでここでは、力も入ってしまいます。
ここから最後、鹿島神宮へ
思った通り、スムーズに到着しました。
大好きな神社です。
工事中の本殿で参拝を済ませ奥宮へ行く道、奥宮から要石のある場所へ行く道、この道が本当に好きです。
ものすごく落ち着きます。大好きです。
いつもは、最初に訪れるので気持ちが焦るのですが、今回は長い時間過ごすことができました。
昨年、高千穂に旅した時、高千穂と伊勢と鹿島は繋がってるという話を聞いて、自分でコントロールできないほど涙が流れて今でもどうして泣けたのかわかりません。
多分、嬉しかったのだと思います。
ここ数年、神社仏閣を訪れると心、落ち着きます。
年とったって事なんでしょうかね(笑)
長いお付き合いありがとうございました。