【白い巨塔】第13.14.15話 ～垣間見える財前の人間性～

おはようございます🌞
皆さま、いかがお過ごしですが？☺️

私は、先程まで子供と一瞬にドラえもんの映画を見ていました✨

さて、昨日は私が大好きな「白い巨塔」について魅力を改めて紹介させていただきました！

こちらでは第13話からご紹介します🩷

■「白い巨塔」第13話～カルテ改ざん～

・あらすじ

佐々木の妻のよし江（かたせ梨乃）の依頼を受けた弁護士・関口（上川隆也）が、証拠保全のため速浪大学病院を訪問します。

一方、裁判に持ち込まれることを恐れた財前 （唐沢寿明）は、証拠になりうる書類を事前に隠します。佃と柳原にも落ち着いて対応するよう指示し、証拠収集は困難を極めます。関口は、病院側の固いガードに敗訴を確信します。

さらに鵜飼（伊武雅刀）は万全を期し、弁護士の国平（及川光博）に事故調査を依頼します。そこで国平は、第一外科の面々と里見（江口洋介）を集め、なんと死んだ佐々木のカルテの改ざんを推奨するのです。

着手金200万円を持参したよし江に対して、関口は難しい訴訟の継続を検討中であることを伝えます。しかし、実は当初、関口は裁判で勝てないことを悟りながらも、借金返済のため訴訟を引き受けています。佐枝子はその矛盾に苦しみ、葛藤します。

そして説得の末、最終的に関口は佐枝子と共に佐々木家に着手金を返還しに行きます。しかしそこで、偶然出会った里見から証言提供の申し出があります。そこで、裁判の可能性が再び生まれるのです。

・見どころ

1.財前の冷静さと憔悴する柳原の対比
2.本格的な裁判の始まりと矛盾
3.里見の対応と波乱の幕開け

⬛︎「白い巨塔」第14話～母の涙～

・あらすじ

佐々木の死亡に関する医療過誤裁判に直面し、病院内外での緊張が高まってきます。佐々木家では家業の困難が続き、関口弁護士は裁判の難しさを認識しながらもよし江を励まします。

一方、里見（江口洋介）は、患者の家族側に立ち証言する決意を固めます。しかし、弁護士の国平（及川光博）は、里見を訪問し証人を降りるよう脅迫してきます。

また、里見の妻の三知代（水野真紀）も、里見に証人を辞退してほしいと懇願します。しかし、里見の意思は強く、自らの使命として裁判で証言する姿勢を崩しません。

さらに佐枝子も裁判関与を父・東に明かし、理解を求めます。財前・里見の周囲の人を巻き込み、ついに裁判が始まります。

第1回証人尋問では、大河内（品川徹）が患者の死因を肺がんと証言します。大河内と佃の証言から佐々木側が有利に進む中、自分に不利な展開の尋問を見た財前は、2回目の尋問の前に柳原（伊藤英明）を呼び出します。

・見どころ

1.里見の意思の強さとプライド
2.財前の焦りと動揺
3.柳原の葛藤と不安

⬛︎「白い巨塔」第15話～判決～

裁判での財前派とよし江の対立が激化し、国平弁護士はよし江を厳しく追及し、財前は里見の不利な証言を恐れる。一方、里見は緊急入院の美香を診察し、手術が必要だが財前は裁判に集中しているため代わりに金井に手術を任せると言う。里見は裁判と手術の間で葛藤し、三知代は里見に家族を優先するよう訴える。

よし江 （かたせ梨乃）も国平（及川光博）の巧みな質問に苦しみ、証人尋問は財前に有利な展開に。

・あらすじ

第2回目の証人尋問が開廷し、裁判での財前派とよし江の対立が激化しています。柳原（伊藤英明）は、葛藤しながらも財前（唐沢寿明）を裏切ることはできず、財前に有利な証言をしてしまいます。

一方、よし江 （かたせ梨乃）も国平（及川光博）の巧みな質問に苦しみ、感情的になります。それにより、証人尋問は財前に有利な展開になります。

そんな中、難病の少女・美香（宮澤亜理沙）を診察した里見（江口洋介）は、財前に手術を依頼します。しかし財前は、裁判に苦戦しているため集中できないと言い、手術を断ります。里見の不利な証言を恐れる財前は、まるで交換条件のように、手術経験の浅い金井（奥田達士）に執刀を押しつけたのです。里見は裁判と手術の間で葛藤します。

一方、鵜飼の妻・典江（野川由美子）は三知代（水野真紀）を呼び出し、里見を証言台に立たせまいと陰湿ないじめを企てます。これまでも里見に家族を優先するよう訴えていた妻の三知代は、再度里見に証言しないよう懇願します。

里見は、家族を取るのか、裁判を取るのか、選択を迫られます。
そんな中、財前と里見の対立が裁判所で決着を迎える準備が着々と進んでいきます。

・見どころ

1.追い詰められた柳原の心情
2.財前の狡猾な手段
3.里見の選択と今後の行く末

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)