TOEFL500点取った話。
こんにちは、ゆーひと申します。
現在は大学4回生でずーっと延期になっていた留学がやっとの思いで今年の夏から渡米できそうなので、留学に必要なTOEFLをどうやってスコアアップしたかを話したいと思います。
まず、TOEFLって何?というところから始めようと思います。
TOEFLとはTest of English as a Foreign Languageの略で英語を母国語としない人々が大学やその他教育機関での英語力を証明するテスト。かなりざっくりとですがアメリカ・カナダへの主に学部留学や交換留学で必要となるのがTOEFLと思ってもらえればいいと思います。ヨーロッパではIELSのほうが主流だと思います。主催はTOEICと同じETS(Educational Testing Service)ですがTOEFLはゴリゴリのアメリカンイングリッシュで主にキャンパス内での学生の会話や授業についてのトピックが多いのが特徴です。ちなみにTOEICの受験者のほとんどが日本人と韓国人なので日本での就活ではTOEICのイメージが強いですが、世界的にはTOEFLのほうがはるかに知名度が高く、信頼できるスコアとなります。
あともう一つ肝心なのが、TOEFLには2種類あるということです。一般的にTOEFLというとTOEFL-ibtを指すことが多いと思います。私が受けたのはTOEFL-ITPです。どう違うかというと、前者が一般受験。後者が団体受験になります。こちらは大学や企業内でしか受験することができません。TOEICにも一般の公開テストとIPテストがあるようにTOEFLにも2種類あります。しかし、TOEICとはちがい、この2つのTOEFLには大きな違いがあります。ibtのほうはLestening, Reading, Speaking, Writingと4技能が問われ、しかもWritingに関してはネイティブでも難しいAcademic Writing を求められるのでかなりハードルの高い試験といえます。さらに受験料も245USドルと超お高い。(だからETSはアジア人向けに簡単なTOEICを作って、公式問題集がバンバン売れているみたいな...)一方、TOEFL-ITPは受験料も4,000円前後。さらに、Reading, Structure and Written Expression(いわゆる文法), Lesteningの3技能です。英語のテストってどれも一発ではなかなか目標スコアには届かないことが多いと思うので、何度も受けるならコスパとしてはよいのかなと私は思います。
めっちゃ前置きが長くなりましたがざっと主観で概要を書いてみました。
さていよいよ本題に入ります。
アメリカの大学で留学に求められるスコアが最低500点でした。というか大体、普通に学部に留学するのに500点以下は私は見たことがないです。というくらいに思ってください。私は普通に公立高校出身で受験勉強はそこそこしていたので文法ぐらいはわかるかなと思っていました。しかし実際に大学で教えてもらうと自分の思った説明をことごとく指摘されてヤバいってなったのを今でも覚えています。
幸い私の大学にはサポート学習と呼ばれる単位とは関係ないが一からその強化について教えてくれる体制が整っており、資格講座等も検討しましたが、実際にはサポート学習に毎週にお世話になっていました。教室に入ると先生がいつもぽつんと一人座っています。私はこの状況がとても自分にとってメリットが大きいと感じました。「ただでマンツーマンレッスンが受けれる!」それまで殺風景だった教室に毎週のように通い、わからないところをひたすら教えてもらっていました。時には、プリントの束を机の上に出して「全部教えてほしい」といってみたり、ついにはメールアドレスを聞き出して夜中に質問したりしていました。今思うとすごい図々しい学生だと自分でも思いますw。しかしさらに驚きなのは、私の1の質問に対して10の答えが返ってきて受け止めきれずにいつも私の方がギブアップしていました。その当時入学したばかりだった私は改めて「大学教授ってすげえ」と思いました。もちろん専門家として論文を書いているのですから当たり前なのですがその圧倒的知識量についていけませんでした。そうやって自分で説明できないところを洗い出し、間違いを徹底的になくすことで文法は60点に達しました。
基本的に英語学習に近道はなく、上達のためには日々の繰り返ししかありません。しかしその中で私がこれはコスパがよかったなと思うのはずばり、
塾講師×英語学習
当時私は、個別指導塾でアルバイトをしており、高校英語を担当していました。昼間は大学で英語の辛辣な指摘を受け、夜はその日習ったことを高校生にそのまま説明する。授業の効率も上がって、自分の理解も深まる。まさに一石二鳥です。それでお金ももらえて楽しく続けられたと思います。
最後に
私の体験を踏まえて思いのたけを綴ってみました。これから大学に入学するとか留学に興味がある人に読んでもらえるとありがたいです。私も最初は「TOEFLって何?」というところからスタートしました。知らないことを知るだけで選択肢が増えることもあると思います。
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