Don de sang フランスで献血
献血してますか?
今日はプラズマ献血に行ってきたのでそのことを書きます。
定期的な献血が重要
献血でコレクトされる血液や成分にはとても短い有効期限があり、定期的な献血が求められています。健康な方で一定の条件を満たしていれば、誰にでも命を救うアクションができます🎵
一定の条件も細かいものがたくさんありますが、一番簡単なものは身長に対するる体重。フランスの献血に200mlはなく、女性の場合も420ml、男性で480ml。 なので成人女性でも最低体重50キロは必要です。
実は今日、プラズマコレクトでボランティアを通してセンターに行ってきたのですが、私の体重が思ったより減っていて今回は残念ながら現地まで来てパスとなってしまいました。プラズマは献血より必要体重がちょっとだけ多いんですよね。ボラさんや自分の善意が無駄になってしまうので、ここは自己管理で確認して行きましょう・・・・とほほです。
ここで献血の自己診断できるよ(フランス語)→ リンク
どこで献血する?
都市部ではEFS(l’Établissement français du sang)と呼ばれるセンター、Maison du Don がありますが、郊外や都市部以外は体育館やイベント会場に出張する献血センターに予約するのが一般的です。各地年に数回予定されています。パリなどの首都でもイベント会場や広場で大きなテントを張って出張献血センターを設置することがよくあります。
献血の流れ
ほとんど日本と同じですが一応。
献血前は質問票に書き込み、水をもらい、医師や看護師との面談があり、献血が終わったらCollationと呼ばれるスナックで休憩して終わり、となります。コラシオンではジュース、ソーダ、ホットドリンク、サンドイッチ、お菓子やゼリーなどがあります。
当然ですが質問票の内容によっては献血できない場合もありますし、前回の献血が8週間以内も同様です。また、こちらも当然ですが、ヘモグロビンや鉄などが不足している場合も献血前の診察や検査で残念ながら断られることがあります。
ボランティアの力がすごい
献血には非常に大きなボランティア団体(fédération française pour le don de sang bénévole)があり、地方などの出張会場では熱心な方々が細かい業務を手分けして行っています。ドナーへのサービスや気配りもとてもきめ細やかで、感謝を込めてイベントなども各地のボランティアがそれぞれとり行っています。
また、出張ではコレクトできないプラズマやプラケット(次章)でも乗合のオーガナイズを行い時間や予定の調整をし、ドナーを数名まとめてボランティアが施設への往復運転手として参加し、車も提供する、ということもあります。もちろん交通費などの実費はEFSから支払われています。
プラズマ・プラケット
プラズマ・プラケットのコレクトは特殊な機械が必要なため出張では行えないので、地域のセンターに行く必要があります。私が住む地域のセンターはRennes のCHU(Centre Hospitalier Universitaire, 大学病院)敷地内に独立したEFSの施設で行います。
プラズマの自己診断はこちら(フランス語)
プラケットの自己診断はこちら(フランス語)
私は農村部に住んでいるため、自力で行く以外は上記に書いたボランティアの乗合を予約します。センターへの予約もボランティアが代行してくれる。
職員もドナーもみんな朗らかで親切で、いつ行っても"優しい世界"を感じられるので献血に行くのは大好き。健康に注意して、また献血行きましょう😀