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大西洋に浮かぶ要塞のまち、Saint-Malo intramuros

モンサンミッシェルからブルターニュに入り車で1時間くらいのところにサンマロという素敵な街があります。
パリからレンヌ経由でTGVなら2時間半ほど。

どこにある?

地図で見るとパリの左側、大西洋側へ視線を向け・・・
拡大するとようやくサンマロ、カンカル、モンサンミッシェルが見えてきます
さらに拡大。左手にサンマロ、右手にカンカル。
サンマロは港で、イギリス領ジャージー島などにちょいっと遊びに行けます。

Ille-et-Vilaine(35)、この県には県都レンヌがあり、パリからはモンパルナス駅よりTGVで1時間半なのでサクッと遊びに来れる。Saint-Malo直行のTGVもあります。乗り換えがないので非常に簡単。
せっかくだからレンヌも楽しんで、モンサンミッシェルはもちろん、さらに他の街にも行って・・・できるなら4-5日用意して欲しいほど見どころいっぱい、風光明媚で海の幸も美味しい素晴らしい地域です。

Saint-Maloの街を海から

下の写真は、サンマロのポートからイギリス領ジャージー島に遊びに行った時に、海上から撮影したもの。

ジャージー島の記事はまた次回にでも書きますね
中国語?のホテルがあるあたりが駅です。最初の観光なら断然Intra-Murosへ

ストリートビューでバーチャルビジット

バスを降りるとSaint-Vincantというゲートが目の前に。
このゲートを潜ればアントラミュロと呼ばれる城塞の街。

小さいのですが見どころ満載で1日中しっかり楽しめる。ぜひこの界隈にお泊まりしてね。

サンヴァンサンゲートから入ったら右、左、直進、と3択が迫られるが、
左のレストラン街のレストランたちはスルーが吉かも。
この界隈のGoogleMapの評価が高くても当てになりません。

Hôtel de Ville Saint-Malo。サンマロ市役所のアントラミュロス専用別館です。

サンヴァンサンゲートから入ってすぐ右手は市役所の別館(写真上)
要塞内のサービスに特化している別館らしい。要塞内に住所がある人が結婚するときはここで市民結婚式をするのかな?

要塞はい至る所に階段があり、登ると海を見渡せるロンパールという遊歩道になっている。
登りたい時に、登りたいところからどうぞ
ジョギングする人、散歩する人。写真にフェリーも映ってますね。
ジャージー島に行くならサンマロからどうぞ。
サンマロのマンホール蓋。紋章には、ブルターニュのシンボル、オコジョ。
アンヌドブルターニュが愛した勇気ある気高い動物。
階段が多いので、車椅子や杖の方は移動に気をつけてください
水色の四角は海!美しい色。写真上部にある海を望むクレープリーはおすすめできます。
前が長すぎるバー、カウンター席の椅子はブランコ。
"Le Cafe Du Coin D'en Bas De La Rue Du Bout De La Ville D'en Face Du Port"
カフェとして利用するのも、普通と違って楽しい。
かなりMéli-Méloである
長い店名。メニューに上とか下とか上の角とか、ふざけ具合がてんこ盛りだ

トイレも要塞内のあちこちにあるが、私は使ったことがない。カフェやカフェのあるホテルを利用するのが吉かも。

「踊る猫通り」現地で探してみてね
Sanchezのアイスクリーム。この日は夕食後の散歩デザート

中心地にある教会の横にあるパン屋や教会の向かいにあるBergamotteという名のサロンドテも良い。サービスも味も良く、お値段も決して高すぎず。
ベルガモットはガレットもクレープも、大きなケーキも、アイスクリーム(地元のBIOアイス)も美味しいです。スコーンがあったりイギリスぽい要素もあるの。

こんな窓が自慢のエアビーやホテルがある
でも、すごい人だわ。このときは観光シーズン。地元民は夏のサンマロに近づきません。
夜もいいし、朝もいい。だから、泊まるのがいい。
あんなところにカフェ
要塞の外ですが港の前にOTONALIという和食バーもある。
ブレッツカフェの経営で味は保証付。現在はレストラン付きホテルになったようです。興味津々。

色々あるけど、やっぱり海

この要塞の中、星付きレストランや有名なバター屋さん、ガレット屋はもちろん、衣食住をカバーしたショッピングエリアがあり、ぶらぶらするのももちろん楽しいのだけど、サンマロの見どころは絶対に海!
1日のうちに2回訪れる海の満潮・干潮を楽しんで欲しいです。
モンサンミッシェルを含め、フランスの大西洋側の海の動きは世界で3番目に大きいのです。特に大潮の頃は大変な大波と、空っぽの海!を両方体験できる。こちらもカレンダーで確認できるのでぜひ。こちら

まずは干潮時。季節や月の満ち欠けで時間が変わるので、訪れるときは確認を。

普通の靴で歩いてLe Grand-Béに渡れます
動画から切り抜き画像。潮が引いて現れる歩道を渡る
グランべから臨むプチべ
まだ海水の残る浜辺を散歩。空が写って美しい

満潮時のお楽しみ

これは今まさに潮が満ちてきているところ。

ただ、潮が満ちてくるところを眺めているだけでもいい。
こういう時間を人生で持てるのは本当に贅沢です。

歩道が消えたグランべ。
ここまで潮が満ちたら歩いて渡ることはできませんね

もし、グランべに渡った後に、うっかり潮が満ちたらどうするの?
よく聞かれる質問。
SOS電話があります。というのは冗談で、やはり日中、干潮になってすぐ渡るのが安心。数時間は余裕があるので、しっかり安全に楽しめます。

大潮の映像

一番サンマロが刺激的なとき、それは大潮。
うまく大潮とストームが重なると、大波のスペクタクルが楽しめます。

↓こちらはサンマロインフォというチャンネルから。
すごい迫力です!

ドローン撮影されたものも素晴らしいです☺️

サンマロは夕陽を眺めるにもいいロケーション。
(朝日ならカンカル!これは今度紹介します)

アントラミュロス以外にも、タラソテラピーや海水プール、バスで近隣の可愛い村に行ったり、港から船に乗ってディナールはもちろん、パスポートを持ってイギリス領ジャージー島へ行くのも乙。また次回書きますね。

パリからの移動は、観光と酒のプロ、パリ在住、マルチ拠点・律姉さんのブログでも詳しく書かれているので読んでみてください。

ではではー

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Yu
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