契約とハインリッヒ

民法。体系だててインプットしたいけど、
広範だからちまちまやってると力尽きるし、
木を見て森を見ずみたいなことになりがち。

現実の案件を教材に勉強するのが1番身につくし、
熱いうちに打ちながら補完していくしかないかなぁ。
現実の案件で勉強になることがとても多いという話↓

契約書ってだいたい、
取引条件(普段どう取引するか)と
一般条項(有事にどう対処するか)でできてて、

前者をちゃんと決めとくとトラブル予防になるけど
取引条件って千差万別だし、業界慣例があったりして
そんなもんかなぁ、であまり突っ込まないことも多い

逆に後者は法律論に沿ってパターン化してるから
業界や案件に関係なくチェックはしやすい

もしもトラブルが起きたとき、
・それが誰のせい(or誰のせいでもない)かによって
・どっちを助けてあげるのか(どっちが泣くのか)
・それを発動するにはどっちが何をすればいいのか
あたりをMECEに場合分けして決めとけば良いわけで

その手段がカネ(損害賠償とか)だったり
誠意(修理とか代わりの物とか)だったりする
いや、カネも誠意か、笑

とにかくその辺に意識が行きがちなんだけど、
実はトラブル予防も同じくらい大事だよねって話で

普通そんなことしない???取引条件を、
それ自体は問題ではないし、お互い合意してんならいっか、で通してしまったことがあった

相手方が悪意のない良心的なとこなら良いんだけど
商売というのはボランティアじゃないんで
普通そんなことするか???みたいな奴もいて

契約を結んだ後で細かい運用の話が出てきて、
脱法まがいの濫用みたいなことを言ってきたんで
かなり押し返したんだけれども、まあ泥沼

運用で融通するってことで一件落着、と思ってたら
運用始めた途端、「そんなことは契約に書いてない」
協議簿とかちゃんと残しとくべきでした、反省

詰めが甘かったとはいえ、てめえこの野郎🤬🤬🤬

法務は細かいことまで気にしすぎ、
みたいな反応をされることもあるけど、
性悪説の大切さがよ〜く分かりましたね笑

だいたいトラブルって、
誰にもどうしようもなかった災難みたいなのは稀で
普通しないこととか、セオリーを外れた所にあるんで
ちまちまトラブルの芽を摘んでいくことですね

毎日がケーススタディ。ご安全に🙏🙏🙏

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