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モノクロフィルムで衝撃が走った

私は昔からモノクロ写真の良さがあまり分からないという思考の持ち主です。

ミニマルで明暗コントラストを題材にした様な写真は面白いと感じる事はありますが、日常シーンや風景写真などに関しては、モノクロの良さは感じる事ができません。

通常モノクロフィルムは現像方法がカラーネガとは異なり、値段も現像から帰ってくるまでの時間も変わってくるため、なかなか手を出そうと言う気にならないのです。
そこで、唯一カラーネガと同じ現像方法で現像する事ができるモノクロフィルムであるILFORD XP2 SUPER 400を使ってきました。
買ってから使うまでなかなかの時間がかかりました。笑
使う場面が私の中では限られますからね。

今回は晴れの日で光と影のコントラストが強く、なるべくモダンな建築がある様な場面で使おうと思い新宿で使ってきました。

1枚目は恒例の一部感光写真です。
モノクロでも良い感じです。

もちろんJPEGデータで帰ってきた時は、なるべく早くシャドウ部は持ち上げられたコントラストは平坦気味に仕上がっているので、そこから少し明暗は編集します。
JPEGの編集ですらシャドウからハイライトの階調が豊かで驚きました。
しかも、他のカラーネガよりシャープで粒子が細かく感じます。

デジタルでモノクロ設定にして撮ったり、Rawデータを後から編集でモノクロにするのとは明らかに感じが違います。

モノクロームのカメラを使うと、やはり同じ様にデジタルでも感じられるのかなと思います。そんな勇気はありませんが、、、

黒は300色、白は200色あるとは言いますよね。
黒と白にそんなに色の種類を感じた事がないですからね。

黒も白も色の深みが違うような気がします。
気がするだけです。本当かは分かりません。
でも明らかに違う気がするんですよね。
私は今まで白と黒でこんなに衝撃を受けた事がありません。

ILFORD XP2 SUPER 400でここまで感動出来るなら、他のモノクロフィルムはどうなんだろうかとちょっと気になっています。笑
まぁ実際には手を出すかは分かりませんが。

まぁモノクロフィルムに感動はしましたが、今のところ街中、晴れの日で光と影のコントラストが強い日以外にはモノクロフィルムを使う事はありませんが、少しだけ自分が成長した気がします🤥

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