僕が北海道の田舎町にプペルバスを走らせる理由
はじめまして。充実を創る田舎者"YU”と申します。
記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は、2021年7月17~19日に北海道の檜山地区で開催される「光る絵本展プペルバスin北海道ひやま」の主催者である私が、なぜこのイベントを開催したのかについてお話します。
1. 自己紹介
このイベントのお話をする前に、僕がどういう人間かをザックリお話させていただきます。(詳しくは、別記事にまとめさせていただきます。)
2021年1月まで地方公務員としてマチのために働いていましたが、約10年務めた役場を退職し、2021年2月から新たなステージでの挑戦を始めました。現在は、農業法人の取締役として、生産や経理、営業などを行う何でも屋として働きながら、「マチの未来を創り出す主体的な人材を創る」ことをミッションに掲げ、プロコーチとしての活動の準備をしているところです。
また、日本最大オンラインサロン【西野亮博エンタメ研究所】、充実を創るパパ専用コミュニティ【DADDEIS】、読書の学びを行動に変える【読書LABO】など、複数のコミュニティに参加し、全国の方々と繋がりを持たせていただいています。
2. 光る絵本展プペルバスって何?
まずは、光る絵本展の説明から。
光る絵本展とは、キングコング西野亮博さんの絵本そのものを光らせて展示する個展で、これまで国内では東京タワー、六本木ヒルズ、万願寺などで開催されていて、フランスのエッフェル塔など海外でも多く開催されていています。
そして、今回僕が走らせるプペルバスは、光る絵本展を見に行けない子供たちに「個展に行けない子がいるのなら、個展の方から会いに行けばいい」と光る絵本展ごと届けるバスです。西野さんの絵本の代表作である「えんとつ町のプペル」の世界観をバスにラッピングしていて、バスの中では光る絵本展を観ることができます。バスの製作費はクラウドファンディングで賄い、日本中の子供たちに笑顔を届けるプロジェクトに賛同したたくさんの方々の支えによって実現したものです。
3. えんとつ町のプペルの世界
2020年12月25日に公開された映画「えんとつ町のプペル」は、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞しました。プペルバス絵本展の基となる絵本「えんとつ町のプペル」は、全10章で描かれた映画のうちの3・4・5章を中心に描かれたものです。5000部でヒットと呼ばれる絵本業界で45万部を超える異例の数字を叩き出しています。
えんとつ町のプペルの世界を少しだけご紹介します。
黒い煙で覆われた「えんとつ町」に住む人は、上を見上げることを禁じられ、夢を見ることを諦めていましたが、主人公のルビッチだけは、「あの煙の上には、光輝く星が浮かんでいるんだ」と星の存在を信じて疑いませんでした。町の人たちから「あるわけないだろう」と笑われ、容赦なく叩かれても、自分の夢を信じぬき行動し続けた結果、「星を見る」という夢を叶えます。
えんとつ町のプペルでは、夢を持てば笑われて行動すれば叩かれる現代社会の縮図を描いていて、それに立ち向かう主人公の行動を通して、挑戦者を応援しています。
4. 僕が北海道の田舎町にプペルバスを走らせる理由
僕は、周囲の反対の声を押し切り公務員を辞めました。家族からの心配の声や親戚からの批判の声はもちろん、地域の人たちからのあざ笑う声も届きました。ここまでは想定の範囲だったのですが、想定していなかった反応が少なからずありました。
「うらやましい」
当時の職場の上司や同僚、地元の友達。彼らは、これまでの現状や今いる環境を理由に、どこかで折り合いをつけたのだと思います。きっと、誰しもが、1度や2度、夢を描いたことがあると思います。「自分にはできない」「失敗したらどうしよう」「周りに白い目で見られる」そんな思いで、折り合いをつけて諦めてきたのではないでしょうか。
もともとは僕自身も、現状の中で思考していて夢なんか叶えられるわけがないと考えていました。そんな僕が、安定した公務員を離れ新たな可能性に挑戦できたのは、「えんとつ町のプペル」で主人公のルビッチが、周囲から笑われ叩かれながらも行動し続けた姿に、自分の姿を重ねたからです。
挑戦したくても出来ない人。
折り合いを付けて諦めてきた人。
(諦めていたころの自分も含めて)
それに反して自分が親になってから気付いた
子供の、未来への無限の可能性。
知らない世界に触れる機会の少ない田舎のマチだからこそ、マチのみんなに「えんとつ町のプペル」の世界観を届けたいです。
現状の外へ飛び出し、条件付きの幸せを求めるのをやめ、本当にやりたいことを見つけて、周りに堂々と語り、それを実現させてほしい。
「やってみなければわからないじゃないか!」
そんなことを感じてもらえる機会を提供します。
5.最後に
現在、2021年7月17~19日「光る絵本展プペルバスin北海道ひやま」の開催に向け、同じ思いを持つ仲間と準備を進めています。
開催地は、北海道の左下、函館市から1時間半程度の檜山地区です。フードイベントや音楽イベント、重要文化財内での光る絵本展開催も予定しています。
また、北斗市にあるえんとつ町の雰囲気が漂う東日本最大のセメント工場で、プペルバスの弟分「プペルトラック」とのコラボを計画しています。
是非お越しください。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
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