スネオは何故ジャイアンと仲が良いのか?
ズバリ言ってしまうと恐いからである。
あえて強者の懐に飛び込んで、気に入られる。
ターゲット化を防ぐわけだ。
職場でもよく見かける人間関係。
職場で悪口を言っている人に対して、同じく悪口を上乗せで話をしてしまう。
ターゲット化の回避である。
そのうち本当に仲良くなり、本当は恐くて懐に飛び込んだ事も忘れてしまう。
本当の自分を見失なう。
楽しささえ覚えてしまうだろう。
これが集団心理になり、誰かをいじめたりする事に繋がる。
スネオは本当はのび太をいじめたくないかもしれない。
でもアニメにそんな心情は描かれていない。
人は集団生活で役割を決めて生き残るために、古代からDNAに刻まれている。
スネオは防衛反応から、ジャイアンと仲が良いフリをしていたはずだ。
スネオは言葉にならない助けを求めている可能性がある。
ドラえもんは、のび太を助けると同時にスネオも助けた方が良いのでは?
周りに助けるべきスネオはいるだろうか?
はたまた自分がスネオになっていないか?
そしてそれは客観的に見てなりたい姿か?
そうまでして、今の環境に留まるべきなのか?
アニメキャラクターから自己理解を考察すると勉強になる。
(映画のジャイアンとスネオはとても良いやつです🙇)