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少し方針転換させて「音」を取入れて見る!
中小企業を活性化し、成功を探求する経営誌「理念と経営」
に、「マーケティング熟」を絶賛連載中の古永泰夫さん。
そんな古永さんから今月頂いたヒントは、
『「音楽仕込み」のマーケティングはいかが?』というものでした。
ですので、音と商品の関係について今日は描いて見ますね~
しかし、一体全体、これは、何のコトか???
最も分かり易い事例は「パブロフの犬」ですね。
当時のソ連の生理学者「イワン・パブロフ」さんによって発見された条件反射の事ですよね。
訓練とか経験によって後天的に獲得される反射行動の事です。
経験から来る反射的な行動ですから、これを用いて「購買行動」に繋げられたら、そりゃもう強力です!
反射行動の事例を言います。
有名どころでは「タケモトピアノ」です!
ピアノ買ってちょおだ~い♫ みんなまーるくタケモトピアノ~♬
「大泣きしている赤ちゃんに聞かせると、ほぼ確実に、ピタッと泣き止む」という話題性で20年以上のロングヒットCM。
社運を懸けたこのCMで、見事、事業に成功。
この赤ちゃんが泣き止む効果は結果論かも知れませんが、それでも結果的に消費者に強い印象を残す事に成功。
次の事例です。
アメリカは特許最先進国で、デザインや名称に加えて、「音」や「におい」の特許登録が可能です。
かの有名なアメリカのバイクメーカー「ハーレーダビッドソン」
ご近所に1台や2台、オーナーが居ませんか?(笑)
朝晩、通勤に使われたりしたら、朝からドッドッドッド・・・ドドドドドドドドドって出掛けて行きますよね?(笑)
あの音、特許登録されているそうですよ。
あの音聞いただけで、あっハーレーだ!って思わす見つめてしまいます。
ちなみに、私は、バイクの運転免許を持っていませんが、先日ハーレーのバイクを衝動買いしそうになりました! 衝動買いしそうになったのは、これで2回目です!(笑) つまり、私に強い印象を残す事に成功しており、「購買行動」に繋げられているのでそりゃもう強力です!(笑)
おまけにもう一つの事例。
これはちょっと重いのですが、かのアドルフ・ヒトラーの演説です。
彼の演説の前に軟水を置いておくとします。その軟水にヒトラーの演説を聞かせます。(正確に言うと、ヒトラーの演説の周波数で軟水を振動させます)するとどうでしょう、あーら不思議、その軟水は硬水に変わってしまうそうです!
これ、強力ですよね。
政治家は演説こそが命。しゃべる内容もそうですが、その語気、声の大きさ、声色、声の音程など、声=音で民衆の心をガッチリ掴み、民衆を動かしますよね。
ですので、アクセル全開で成長中な方も、事業が成熟してしまった方も、もはや衰退期に入ってしまった方も、前進のアクセルをちょっと緩めるだけで、この「音」を取入れる方向転換の力が生れますので、そちらに思考を傾けて見てはいかがでしょうか。
結果的に、上記事例の様に、とっても強力な売り上げにつながると思われますので。
ところで、我が家の目の前の桜の木も、8割方満開になって来ました!
桜が満開になると、花見をして、お酒を飲みたくなる反射的な行動意欲が湧き、お酒を買う購入行動につながります!(笑) これは習慣と言っても過言ではありませんので、習慣=定期購入につながっています! 年に1回の貴重な機会の(笑)
風の時代のデザイン&マーケティング