ある日それは突然に

先日、元気だった人が急に倒れた。
過労と色々な原因が重なって倒れたとのこと。

その人は、仕事にやりがいをもっていて読書家で向上心のある、私が1番尊敬している人。

お見舞いに行くとき、相手に対してどんな言葉をかけたらいいのかわからなかった。

いつも楽しみながら仕事をしている人だから、
「無理をしないで」なんて言っても、ただその人の仕事に対する熱意を否定しているようで辛かった。

そもそも、その人が疲労を溜めていたことに気づけなかった自分が情けなく感じた。

日常の中で当たり前のようにある存在が、ある日を境に突然消えてしまう。

それに近い体験をして、私は無性に命の重さを痛感した。どうやっても抗えない。悔しくて涙が出た。

私にできることは何か。

それは、日々の中で私を信頼してくれる、私の大好きな人達を誠実に愛し抜くこと。それが、この想いを途切れさせない1つの方法なのだと思う。

私たちは、明日も誰かと手を取り合いながら、
歩み寄って生きていく。

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