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Harmony HallとVampire Weekendと私

仕事帰りに、電車で流し見してたTwitterで流れてきたRolling Stone誌のVampire Weekendのインタビューを見かけて、すぐさまApple MusicでVampire Weekendを検索して、先週末に新譜がリリースされていたことを知って早速DLした。

PVはめっちゃ虫出てくるから。嫌な感じではないけど、苦手な人は苦手だと思うから気をつけて。

イントロのギターは、16,7歳の頃の私が聴いたら夢中で耳コピしただろうなーという弾き甲斐のあるメロディ。こういうのばっかり聴いて、夢中でコピーしたなー、なんというか、何事にもめちゃくちゃ、ちゃんと向き合ってた。勉強以外のことには何でも。
今考えるとよくもまあ、そんなにも色々なことにのめり込んでたなーと思うけど、よく考えたら、学校にも最低限しか行ってなかったし、友達も少なかったし(いつもその少ない友達と会ってたし)、自分の時間がめちゃくちゃあったんだなー。

数年振りどころか、十数年振りに、そのミュージシャンの作った音楽を聴きながら、そのミュージシャンのインタビューを読んだ。先日書いたVirgilの講義の件もそうだけど、人が作ったものを、何を考えて、感じて、作ったかを知ると、その作品のこともその作者のことも、それがファッションでも音楽でもアートでも、家でも映画でも、もっともっと好きになる。

こういうインタビューは昔は、雑誌をちゃんと買わなきゃ読めなかったけど、onlineで無料で読めるなんて最高ですね。現代。Twitterにも書いたけど、昔はTOWER RECORDSとかHMVに置いてある無料の冊子くらいだったよね、無料で読めるインタビューって。高校生の頃とか、好きなバンドのアルバム発売前後は、ちゃんとロキノンとかCROSSBEATとか買って読み漁っていた。

東京にいると色々やらなきゃっていう気持ちだけで忙しなくして、曲を1曲聴くのに向き合う時間だって気づいたら持つことができなくなってた。ただでさえじっとはしてられないんだけど、もっともっとせっかちになって、曲は何かをしながら聴くもので、100%それだけに集中するってことがもう何年もなかったということに、ふと気づいて、それにこれまで気づかなかったことにも驚いたし、十数年前は、そういうことにばかり没頭していたという事実にも驚いた。

全身で吸収する気持ちで改めて聴いたらめちゃくちゃ良い曲だ。たまたまこのインタビューが引っかかって、たまたまApple Musicにもあって、たまたまそれがその時の雰囲気にフィットしたんだけど、そういうタイミングはもっと大事にしたい。

これも好き。懐かしいなこのyoutube片っ端から貼り付けるみたいな感じ。


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