見出し画像

ペダリングについて

最近自分の中で感じたペダリングの変化を記録しておこうと思う。

これまで雑誌やハウツー本、動画やブログなどからペダリングについての知識を色々と仕入れてきた。乗り続ける中で自分のペダリングは少しずつ変化しているけれど、ここへ来てまた新しい感覚を掴みつつある。

きっかけはSNSで流れてきたポガチャルの動画。

これまで自分はペダリングをする際、

・臀筋等の大きな筋肉を使う
・腸腰筋で脚を持ち上げる
・踵は下げ過ぎない
・踏み始めるのはなるべく高い位置(意識としては12時の位置)から

など、主に下半身に関することを意識していた。
一方、上半身はせいぜい「身体がブレないよう固定する」くらい。「体幹を使う」「腹圧をかける」などは知識として知ってはいたけれどいまいち自分に落とし込めていなかった。

しかしこの動画のポガチャルはツイートにもある通り全身が連動して動いている。これを自分なりに再現してみようとした結果、

・踏み脚に合わせて肩〜胸を落とす=体重を乗せる
・上記と連動して臀筋周辺を大きく回転させる(これは表現が難しい…)
・それらを体幹で支える→自然と腹圧が高まる

という動作になった。あくまで自分がそう感じただけでポガチャルみたいにペダリング出来た!などというつもりは1mmもないけれど、これまでに無い感覚でペダリングが出来たという手応えを感じている。
いくつか付け加えておくと、このペダリングはパワーを出したい場面(個人的にはL3以上)で特に有効。また上手くパワーをペダルに乗せられているなと感じる時は自然とバイクが左右に振られる。これは特に実走で感じていて、バイクが気持ち良く進む感覚があって楽しい。

フランドルで独走するカンチェラーラも上半身がうねっている。カンチェラーラのペダリングを「骨盤からペダリングしている」と表現しているのを聞いたことがあるけれど、その感覚が今ならなんとなく分かる。

全然見当違いかもしれないし、少ししたらやっぱりやめた、となっているかもしれないけれど、しばらくは自分のものに出来るよう練習してみようと思う。
こういうほんのわずかだけど自分で掴んだ変化を楽しめるのもこのスポーツの醍醐味かなと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?