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赤ちゃんの姿勢と動きの大切さ

首が座る、寝返りをする、はいはい、おすわり‥

この動きを経験していく事は、後々の発達の土台となります。

それは、長く発達相談機関で大勢のお子さん達を見て感じてきた事です。

赤ちゃんの背中は丸いCカーブになっています。

そのため、赤ちゃんがCカーブの姿勢でいられる心地よい抱っこや授乳姿勢、寝かせ方はとても大切な事です。

このCカーブの姿勢は、実は寝返りのスムーズさに繋がっています。

写真の赤ちゃんは5ヶ月を過ぎた頃、寝返りを始めました。
2ヶ月後半から、タッチファースト®︎クラスに来てくれている赤ちゃんです。抱っこや寝かせ方など、赤ちゃんの姿勢をお母さんと一緒に大切にしてきました。

ここから、横向きになり足をクロスしてうつ伏せへ👇


寝返りを始める前の時期は、背中を丸め、自分で手と足を身体の真ん中に持ってきたり(写真は赤ちゃん体操の様子なのでママの手で持っていますが)
自分の足を舐めたりして遊んだりしていました。


発達相談機関にいた時は、背中がつっぱっていて、2歳3歳になっても、お母さんにしがみつく事ができないお子さんが多くいました。

乳児期の様子をお聞きすると、寝返りや、ハイハイもあまりせず、早くに立ってしまったというお子さんが多く、背中のつっぱりで立てる事ができたという傾向です。

生後、丸いCカーブの姿勢と、必要な時期に必要な動きを獲得していく事は

身体の真ん中の軸=体幹を育てる事になります。

体幹が育つという事は、体の土台ができるだけでなく、気持ちのコントロールや、集中して物事を捉える事の土台にも繋がります。

赤ちゃんの姿勢と必要な動きを、乳児期の一年で丁寧に紡いでいきましょう。

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