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越後宿泊・伊香保

前回の旅館と打って変わって、今回はスキー客用といったところの個人経営のロッジに宿泊。

旅館泊まったばっかなので、やっぱ比べちゃいますよね!
部屋の広さといいサービスの質といい。高級旅館のそれとは桁違いです。値段が倍近く差があるので当然なんですけど。

断っておくとこういう庶民派な感じは嫌いじゃないです。むしろ自分の性にあっているように思います。

ただ体験としての感動が段違いでした。奮発していい旅館に泊まることは浪費ではなく、最高質のサービスを受けてリフレッシュし、ものを感じ考える機会を得るという大きなリターンがあるのですね。

前回の旅館は非日常を味わいましたが、今回は日常の延長という感覚でした。

料理は家庭的でとても美味しい。お風呂は小さいけれど数人で入るには丁度いい。部屋の窓から、ろうそくが照らす雪の装飾が輝いているのが見えます。それと、タイミングよくスキー場の花火イベントが重なったようです、これまた運良く部屋の中から見れたので、こたつに足を突っ込んで花火を見ました。

家族との日常生活の安らぎに、ささやかな楽しみを添えたような、旅行です。刺激や感動、非日常感よりも、和やかなゆっくりとした時間が過ごせたように思います。

越後を出てからは車で苗場方面へ。

バブルの遺産の象徴のようなリゾートマンション。こういう風景は嫌いじゃないです。

苗場からさらに南下して、道中にたまたま発見した群馬県みなかみ町の「たくみの里」へ。




かつての宿場町の名残のようです。昔の里山の風景が保存され、タイムスリップしたような気分になります。

この辺り一帯はフルーツの栽培が盛んなようです。さくらんぼやいちご、ブルーベリーにぶどうなど種々の果樹園が広がるフルーツ郷。いちご狩りなども楽しめます。今回はお腹いっぱいだったのでパス。

たくみの里を出て更に南下していきます。
伊香保温泉石段街に到着。

一帯は温泉街になっていて、射的や宿、水沢うどんのお店が立ち並んでいました。いい雰囲気です。悩み事をすべて忘れて癒やされます。

賑わう店のある一方、寂れてしまったかつての観光客用ホテルが対照的でした。
こういう廃ホテルとか観ると興奮しますね。リアルホーンテッドマンションという感じ。

橋本ホテル跡

最後に温泉に入って帰りました。ノープランで巡っていましたがなんだかんだで楽しかったです。

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