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太宰府に行きました
東京から(東京に限らず県外からですが)友達が来るとだいたい太宰府に行きます。初夏の太宰府に行くのは初めてだったのですが、GW明けということもあって人が少なくて大変良かったです。
村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。
飛梅と本殿。
よく晴れた空に新緑がきらきらしていて綺麗でした。とにかく静かで、こんなに落ち着いて太宰府を参拝したのは初めてだったかも。
いつも人の多いお石茶屋もすんなり入ることができたので、屋外の席で梅ヶ枝餅を食べてしばらくぼんやりしていました。
さだまさしの曲で唯一そらで歌えるのが「飛梅」で、昔遠距離になる前に恋人から教えてもらって覚えたのをよく覚えています。
ひと夜で飛んで行けるわけがなく、あの曲を思い出しながら七回も春を過ぎてしまいました。
あの曲の影響で、誰と太宰府に行ってもあの赤い橋を渡ると縁が切れるのではないかとおそろしくて、今まで一度も渡ったことがありません。
いろんな人を連れてきて、わたしは恋人から教えてもらった太宰府の知識を自分の知識みたいに話します。飛梅伝説も、縁切り橋の話も。
これはわたしが太宰府で一番好きな夫婦楠です。見落としがちですが、裏庭に抜けて振り返るとすぐに見えます。
5月の今日が、今まででいちばん綺麗でした。
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