逃げ場がない

わたし怪談好きなんですけど、あんまり動画を見ることがないんだよね。禍話もリライトばかり読んでる。ただ先日おすすめいただいたので今日はAmazonプライムで「住倉カオスの怪談☆語ルシス」を見てました。仕事しながら聞いちゃおと思ってたんだけど一切手が動かなかった。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

文面で読むのと音声で聞くの、どっちがダメージが大きいと言われるとやはり音声ですよね。文章はこちらにペースが委ねられるから「アッやばいな」と思ったら一回本を閉じる、みたいなのができるんだけど、音声は完全にペースがあちらにあるのでより一層逃げ場がない感じがする。
特に語ルシスという番組はひとりの話者の怪談から連想ゲームで次の話に移っていくから、全体がひとつの怪談みたいで逃げ場がない。

しかし怪談の語りが面白い人って凄いですよね。稲川淳二さんが代表格だけどお弟子さんの怪談家ぁみさんの話もめちゃくちゃこわい。
あれどういう技術なんだろう。間の取り方とか言葉の選び方とか、あと擬音の使い方なんだろうな……。

怪談社がやってる怪談稽古とか凄く興味があります。話し言葉と書き言葉だとやっぱりリズムやテンポが違うんだろうけど、うまく喋れるようになったらホラー小説もある程度上手く書けるのではないだろうか。

あとCoCのKPやるときに怪談の技術があったらめちゃくちゃ役に立ちそう。まあ趣味をそこまで極めるかと言われたらやらないかもしれないけどね。

このままではいつまで経っても仕事が終わらないのでいい加減動画を止めて集中します。それじゃあね。