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一時しのぎの部屋
コートをクリーニングに出そうと思ったのにまた寒さが戻ってきて今ひとつ衣替えが進みません。あと寒暖差でくしゃみが止まらない。
こんにちは。村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。
今日は日中部屋の掃除をしていました。放っておくとめちゃくちゃ物が増えて床面積が消えていき、自分の部屋なのにアスレチック施設みたいなテクニカルな動きを強要されることになるので、そろそろ人間が暮らす部屋に戻したい気持ちになったのです。
特に本をどうにかしたかったのでとうとう新しい棚を買いました。今のアパートは結婚するまでの一時しのぎだからなるべく家具を増やしたくないと思うんだけど、一時しのぎのはずの家で4年も過ごしているのでまあ本も増える増える。
棚がひとつあるだけで全然違って嬉しい気持ちになりました。これから増える本に関しては何にも考えていないのでまたそのうち棚も増えるかも。
4年も過ごせば狭い六畳間にも愛着が湧くもので、これからどこかに引っ越してもこの部屋のことと、この部屋で書いたもの、作った本のことは忘れないだろうと思います。
「見えないキミを探すボクには六畳一間は宇宙の広さ」という、ラブテリックのUFOのCMの歌詞が大変好きでしたが、わたしの小説が生まれるのはいつだって雑多な部屋のほんの小さな作業スペースでした。
まあ、あと1年くらいは間違いなくこの部屋で過ごすことになるでしょう。いつの間にやら実家の次に長く暮らした部屋になりそうです。
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