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さよなら平成

あと2時間程度で平成が終わります。四月末なのになんだか年末みたいな気分になりますね。昭和ラストイヤーに生まれたわたしにとって、平成という時代は自分のこれまでの人生そのものでした。

こんにちは、村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

平成という時代において、インターネットと情報機器の発展は絶対に切り離せない要素だと思うのですが、わたしは一番多感な中高生のころにインターネットの目覚ましい進歩を体験しています。

中学生のころに初めて個人サイトを作ってからずっと、わたしはインターネット上の物書きでした。紙とペンの時代を小学生で終え、2000年以降のわたしの創作活動にはいつも、直接的にしろ間接的にしろ、インターネットがありました。

ほんの数人しか知らなかったネット世界という秘密基地が、広がって重なり合って街になり、国になっていった。わたしはその中でずっと変わらず文章を書いていて、平成の終わりに村谷由香里という作家になった。
平成という時代を思うとき、この変遷をいつまでも懐かしむのだろうと思います。

自分の年齢を思い出せば今年が平成何年なのかすぐにわかった。それも今日でおしまいです。この30年と数ヶ月はひとつの過去として切り離されていきます。
同級生として一緒に年齢を重ねてきた平成が終わるのはやっぱり少し寂しいですね。でも、令和もしっかり歩いていきたいと思います。

何者でもなかったわたしを、村谷由香里にしてくれたすべてと出会った30年でした。ありがとう、さよなら平成。

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村谷由香里
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