生活の記述
7月に入って1週間が過ぎようとしていますが、わたしはいまだに6月に取り残されたままでいます。今日も書類に「2019年6月8日」って書いちゃったよね。
村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。
わたしがこの日記をつけ始めたのが、1月5日だったので大体半年が経つ計算になります。
最初の3ヶ月は結構頑張ってエッセイらしいものを書いていましたが、ここ3ヶ月は本当に「日記」という感じですね。ただの生活の記述です。文章という体をなした、わたしという人間そのもの。
この180日ちょっとの間、毎日この文章を読んでくださっている方がどれくらいいるかはわからないのですが、そういう方には概ね、わたしの人間性が知られてしまったように思います。
作家としての建前も、割とどうしようもない本性も明るみになってしまった。
それが村谷由香里という作家にとってプラスなのかマイナスなのかは全然わからない。どっちもあるんだろうな。
ただ、みなさまにほんの少しでもお楽しみいただけたり、なんとなく日課に組み込んでいただけているのなら幸いです。
「毎日更新してしがみつかなければ忘れられる」とMSSPのFB777氏がよく言っていて、日記をつけようと思ったのはその影響があったと思います。
ふしぎ荘の発売前だったからnoteを通して1冊でも多く売れたらいいと思ったし、発売から何ヶ月経ってもわたしという作家の存在を覚えていてほしかったし、数を撃てば何かのきっかけで、わたしを知らない誰かの目にとまるんじゃないかとも思った。
もしかしたらまだまだ効果的な方法があるのかもしれないけど、これじゃなかったら長続きしなかったかもしれない。
わかんないけどね。
少なくとも1年。365日はこの形を続けたいなあと思っています。いつもありがとうございます。今後ともお付き合いいただければ嬉しいです。
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