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リカバリーモード
今日も終日小説を書いており何にも特別なことをしていません。14日に福岡に帰ってきてからまる4日一歩も外に出ていないようで、冷蔵庫の卵がなくなりました。カーテンを締め切り、室温はずっと26℃に保たれています。いつの間にか世界が終わっていたとしても、わたしはしばらく気づかないと思う。
村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。
特にここ2〜3日は誰にも会わずに寝たい時間に寝て起きたい時間に起きて、レトルトと冷凍食品でお腹を満たして、ときどきチョコレートを齧るだけの生活でした。
他人とは一応コンタクトを取るけれど、みんな回線の向こう側です。機械を通さない人間の声を聞いていない。
こういう生活にどれくらい耐えられるか、とたまに考えるのですが、案外いつまでも大丈夫なのかもしれません。人と関わるのも嫌いじゃないんですが、誰かに1日会うとそのあと2日くらいリカバリーに必要なので、基本的にはひとりでいたいんだと思います。
今も多分、お盆に実家に帰った分のリカバリーをはかっているんだと思う。リカバリーモードで生活しています。
昔は接客業で毎日50人以上、多い日には200人以上のお客様と関わっていたのに何故こんな……と思わなくはないんだけど、わたしを「村谷由香里」として認識している人間と関わるのと「販売員」として認識している人間と関わるのでは使う体力が違うよね。村谷由香里として認識している人と関わるほうが疲れる、気がする。
いや、どうだろうな。今は50人捌けないかもしれない。
明日はバイト先のヘルプに入っているので数日ぶりに人間と会話をしてきます。今からはとりあえず架空の人間たちと会話をする空間に戻ります。それでは、さよなら世界。
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