映画『Coda あいのうた』
号泣。
何もかもが素晴らしかった。
今もエンディングテーマ曲が脳内をリフレインして泣きそう。
聾唖家族の中で1人だけ健常者として生まれたルビーには、歌の才能があった。しかし漁業者の家族を支えるために歌の道を諦めようとして…。
コーダ = CODA(Children of Deaf Adults)
ヤングケアラーの話ではあるが、暗さを感じさせずにユーモアもあり、なにより歌うシーンがどれも素晴らしい。合唱部の発表会に招かれた聾唖の家族がどう振る舞うか、そのシーンの音の描写。音大受験に反対していた父親が、2人きりの時に歌ってくれと言って喉に触れるシーンで、微かに聞こえる夜の潮騒。とりわけ音大入試での手話を交えた歌唱で、涙腺は完全に崩壊した。その曲はジョニ・ミッチェルの『青春の光と影』だったので、当然歌詞でも泣く。
バークリー音楽大学を受験するのにジョニ・ミッチェルを歌っていた。ポップス科があるのでしょうか?楽しそう。
エミリア・ジョーンズの歌、最高です。
デュエット相手役の男の子が初日の練習で着ていたTシャツが、キング・クリムゾンのディシプリンだったのは何か意味があったのかな。中盤でシャッグスのレコードをかけるのも気になった。
アカデミー賞最有力!とポスターに書いてあったが、しのごの言わずに即・アカデミー賞を授与してほしい。
#映画 #コーダ #あいのうた #cinema #coda #jonimichel
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