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『DUNE / 砂の惑星』

数々のSF映画に影響を与えた小説が、現代の映像技術を駆使して、とうとう映像化!
何度も映画館で目にした予告編が素晴らしく、期待して観に行った。
のですが…。
よくわからなかった。


原作は読んでないけれど大筋は理解できたし、暗く滲んだ映像は好みだったし、砂のCG表現もすさまじかった。
けれども、何を描きたいのかよくわからないまま、続編の予感を残してスンと終わってしまった。新シリーズの1作目とは、そういうものなのでしょうか。
ハンス・ジマーの音楽は、おなじみの弦楽アンサンブル主体に加えて、電子音楽の比重が結構高いように思えた。『インターステラー』から更に、電子音響の要素が強い気がしていたら、エンドクレジットにクラウス・シュルツの名前があった。合作の曲があったようです。
帰り道で調べてみたら、クラウス・シュルツは1979年にコンセプト・アルバム『DUNE』を発表していたんですね。参加も納得です。

今回のサウンドトラックでは、人間の声を多用した数曲が印象的でした。場の気配を作るのに声が一役かっていた。サウンドトラックと効果音を上手にブレンドしてシームレスに聴かせるために、無音から轟音まで緻密にコントロールされていた。感情の強弱をつけるのに、音楽がかなり大きく貢献していたように感じました。
早速Apple Musicで流しながら、これは音楽だけ聴くものでもないなぁと思いつつ、十三夜を過ごしています。

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#DUNE #砂の惑星 #ハンスジマー #クラウスシュルツ

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