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地域の中で何ができて、どうありたいか。

最近は色々と考えることが多くて、空き家改修の作業中にも考え事をする中で、ふと思ったことがある。

地域と協力隊との間ではある種のギャップがあるのかもしれない。(きっとこれは協力隊に限った話ではないんだけど)

それは想いの違いである。

協力隊になった人は、その地域で自分なりに出来ること、自分だからできることを模索する。
地域側は別に特別なことは望んでなく、来てくれたこと自体に感謝してくれることもある。

ちなみに、これは自分がそういうこと言われているとか、感じているわけではなく、漠然と色んな地域を回る中で感じたものだ。

協力隊はそれぞれが何かしらのミッションを持って、その地域にやってくる。
そのため、3年後の卒業を見据えつつ、自分がその地域でどういうことをするか、考えながら動いていると思う。

ただ、地域の人たちは、協力隊の人たちが、どういったミッションだったり、どういう意図でこの地域に来ているかは知らないことも多いと思う。

何かはよくわからないけど、純粋に人口が減っている地域に来てくれているので、「来てくれただけでもありがたい」と言ってもらうこともあるだろう。

しかし、プレッシャーをあんまりかけられないことはありがたい反面「無理に頑張らなくても大丈夫」「いてくれるだけでいい」と思われたら、それはそれで少し寂しいものもあるのかなぁ、と思う。

自分がここで頑張る必要はない、ここで頑張るのは自分じゃなくてもいい、と感じてしまったら、そこを離れてしまう人もいるのかなぁ、、と。

まぁ、考えすぎだとは思うけど。



私の方はもうすぐ協力隊になってから、1年経ち、あと2年後にどういうことがしたくて、どうありたいかは自分の中である程度は固まってきた気がする。

ただ、今年度は地域の人たちに「自分が何をしているか」みたいなことは全然話をしてこなかったなぁと思って少し、反省している。

今年度も終わりかけているけれど、これからは地域の人にこういうことがしたい、っていうのを話しつつ、ちゃんと理解をもらいながら「頑張って!」と言われるような1年にしたい。

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