地域おこし協力隊クラウドファンディングアワード2023
こんにちは!洋野町地域おこし協力隊、とんぷです。今日は地域おこし協力隊としての仕事納めの日でした。4月から着任して、12月まで本当にあっという間だったと思います。
月日がガーっと駆け抜けるように、2023年が終わろうとしています。
4月に洋野町の空き家の活用担当として着任してから、地域への顔合わせ、空き家探し、空き家改修、そして空き家改修のための資金集めとがむしゃらにやってきたつもりですが、12月末にびっくりする知らせが届きました。
それは、8月から9月にかけて、洋野町のPRもかねて、空き家改修の資金調達のため始めたクラウドファンディングが「地域の課題解決や魅力発見のロールモデルとして選ばれました」という連絡です。
クラウドファンディングを活用して、まちを盛り上げようと取り組む地域おこし協力隊を取り上げる「地域おこし協力隊クラウドファンディングアワード2023」というものが今年から始まり、100を超えるプロジェクトの中から、12個のノミネート作品の1つに選ばれました。
ここからさらに、一般投票を経て、大賞を決めるようです。純粋に、選ばれたことによる嬉しさと驚きがありますが、ここまできたら、洋野町のプロジェクトを一番にしたいという野心も出てきました🔥
2024年1月10日(水)18時までやっておりますので、もしよろしければ、投票や拡散のご協力をよろしくお願いいたします🙇♂️
8月のクラウドファンディングを振り返って
実は、4月の着任の時点から、クラウドファンディングを実行することは決めていました。
空き家改修は基本的には数100万円単位でかかるものなので、個人や活動費だけで行うにはどうしても限界があります。そのため、空き家改修費をどこかで調達する必要があるのですが、まだ融資を受けることや、借金を作ることには抵抗がありました。
クラウドファンディングは、今は昔に比べて一般化してきたことや、自分の思いの部分や地域のことを広く知ってもらうためのツールとしても利用されてきています。
空き家改修は空き家が使えるようになって終わり、だけでなく、洋野町に人が来て、利用してもらえるスペースにしなければならない。
そのように考えていたので、先々のことへのPRも兼ねて、クラウドファンディングを行うことを7月末に決め、準備をはじめました。
クラウドファンディングを実行する上で、意識していたことがいくつかあります。
1つ目は、洋野町にしっかりとお金が落ちるような仕組みにすること。
そのため、支援いただいた人へのリターンには、自分がこれを町外の人にぜひ食べてほしい、という洋野町の商品を設定させてもらいました。
町内の事業者の方々に「絶対大量発注に繋げます!」と意気込み、快く商品をリターンとして出してもらいました。
2つ目は、自分ならではの募集ページの作り方。
私は元々グラフィックレコーダーというイラストを使った仕事をしていたため、ページ上には意識して、イラストを多く使っています。
自分のスキル、ストーリーはしっかりと発信につなげたい。自分だからこそできるような見せ方というのはかなり意識しました。
洋野町ならではの風景、特徴あるイラストを描こうと考えていました。
3つ目は日頃の発信。
今でこそ、InstagramやXなどのSNSの更新頻度はまちまちですが、クラウドファンディングを実行していた時期は、ほぼ毎日投稿していたと思います。
どれだけページを作り込んで、どれだけいいリターンがあったとしても、それが届かなければ、支援してもらうことはできません。
自分の言葉で、地域のことを取り上げていきながら、この町にきてほしい、知ってほしい、こういう場にしたい、という思いを存分に発信してきたと思います。
当時の心境
クラウドファンディングを実行していた時の心境としては、かなりプレッシャーで押しつぶされそうな気持ちは中盤でありました。
クラウドファンディングの形式は、100万円達成しなければ、1円も入らないという形式なので「到達できなかったら、応援してもらったのに申し訳ない、、」という不安な気持ちでいっぱいになります。
1日中お金のことを考えていて、次はああしよう、こうしようと考えながら寝ていたので、全然寝れてない、ということも多々ありました笑笑
ただ、同時にいいこともたくさんあり、コロナ禍で疎遠になっていた知り合いの方にもたくさん支援と温かいメッセージをいただきました。
洋野町周辺に住んでいる方にもたくさんご支援いただき、それも最後まで頑張るための踏ん張りにつながったと思っています。
最終的には、目標だった100万円を上回る、117万円4500円という形で、114名の方にご支援をいただく結果になりました。
どの地域にも達成するポテンシャルがある
SNSの発信やその土地の魅力を伝えることは、他の地域の協力隊の方々もきっと強いポテンシャルを持って、活動されていることだと思います。
今回、洋野町のプロジェクトが「地域おこし協力隊アワード2023」に選んでいただき、とても光栄ですし、大賞を目指して頑張りたい、という気持ちが強いですが、これは特別にスキルがあったからなったとかではなく、それぞれの地域の協力隊の方はクラウドファンディングを通じて、地域の活動の発信やロールモデルになれると思います。
ぜひ、地域活動や、地域で実現したいを叶える手段として、クラウドファンディングを取り入れてもらえたらと思います。そのための、ご相談なども私でよければお答えします。
最後になりますが、改めて。
一応これは、アワードに投票してほしい、という思いもあって書いたnoteなので、ぜひとも投票をよろしくお願いいたします!!
岩手県唯一のノミネートです!!
期限:1月10日(水)18時
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