TOEIC300点台から800点を超えるまでの話
下記の方々のおかげをもちまして
楽しく勉強を続けられました。
森沢洋介先生
「英語上達完全マップ」 --著書
"六ツ野英語教室" --Webサイト
Haruさん(@Haru_toeic980)
「ロジカル勉強地図」 --著書
"Haru English" --YouTubeチャンネル
森田鉄也先生・井関真大先生
スコア別TOEIC参考書ルート
"武田塾English" --YouTubeチャンネル
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
TOEIC L&Rテストのスコアが
先日初めて800点を超えました。
中学レベル(385点)から
1年程度で達成できました。
この記事では
私が使った教材などをまとめます。
毎月のスコアの記録
期間は2023年8月〜2024年6月で
毎月受験して、10か月分(計13回)です。
折れ線グラフは青色がListening、
オレンジ色がReadingです。
使った教材
教材は終えた後に何度も周回しています。
公式問題集はテスト前に取り組みました。
■中学レベル
・英文法 くもんの中学英文法
・教科書 NEW HORIZON 1,2,3
■語彙
・銀のフレーズ
・金のフレーズ
・金の熟語
・金のセンテンス
■文法
・英文法 ゼロから稼げるドリル
・英文法 出るとこだけ!
・文法特急 (無印)
・でる1000問
■リスニング
・基本例文990選 ※総合対策
・パート1・2特急 難化対策ドリル
・パート3・4特急 実力養成ドリル
■リーディング
・読解 神速108問
・読解特急 (無印)
■模試
・公式問題集 8,9,10
学習を始める前の状態
学習開始前は、中学レベルだと思います。
2022年3月受験時は、スコアが385点でした。
学習に費やした時間
2022年3月の受験からは
しばらく英語に触れませんでした。
2023年6月から
英語学習を開始しました。
2023年8月から
TOEICを毎月受験しています。
1日あたりの学習時間は
平均2〜3時間です。
300点台から800点超までの所要時間は
私は下記になりそうです。
2〜3時間 x 360日 = 720〜1080時間
教材選択と学習方法の確認
主に下記2冊を参考にしました。
「英語上達完全マップ」
-----良い点-----
音読パッケージ※という学習法を学べます。
※リンク先は著者の森沢先生の記事です。
英会話へのステップアップとして有名な
瞬間英作文という学習方法も学べます。
-----所感等-----
書籍内で紹介されている教材は古いです。
(出版年月日が古いためです)
この書籍から学習の方法論を学びました。
私は現在、瞬間英作文に取り組んでいます。
R400に到達したので多読も開始しています。
「ロジカル勉強地図」
-----良い点-----
各スコアまでに使う教材や
具体的な使い方を学べます。
なぜそれを学習するのか
目的から説明されています。
-----所感等-----
各スコアまでの過程をイメージできます。
何度も読んでモチベを爆上げしていました。
目標スコアの800点を超えたので
本に従い、アウトプットを開始しています。
(英語のハノンとELSA Speakが中心です)
その他の参考にしたYouTube動画
特にお世話になった動画は下記2つです。
チャンネル内のどの動画も良いです。
実際のTOEIC学習
中学レベルの復習
スコアが600点未満だったので
中学レベルから復習しました。
そのときの記事は
下記にもまとめてあります。
使ったのは英文法の解説書1冊と
中学校の教科書3冊です。
「くもんの中学英文法」
-----良い点-----
レイアウトが見やすいです。
ページ最上部の例文だけで
理解の確認ができます。
-----所感等-----
教科書をすらすら訳せるなら
このステップは必要ないと思います。
私はブックオフで見かけて
手元に置きたくて買いました。
「NEW HORIZON 1,2,3」
-----良い点-----
ストーリーになっていて飽きずに読めます。
QRコードを読むと無料で音声も聴けます。
-----所感等-----
音読パッケージをやりやすかったです。
各英文を50回音読しました。
最後まで飽きずに通せました。
簡単な文なら返り読みしなくなりました。
中学レベルの復習が終わった頃に
500点を超えました。
語彙
中学レベルの復習と同時に
語彙の学習も始めました。
Haruさんが推奨する方法※で周回しました。
※リンク先はHaruさんの動画です。
「銀のフレーズ」
-----良い点-----
中学レベルの基本単語から確認できます。
-----所感等-----
終えた頃にリスニングの単語が
少し聞き取れるようになりました。
「金のフレーズ」
-----良い点-----
TOEICに出てくる単語は
だいたいわかるようになります。
-----所感等-----
TOEIC学習中に単語を調べる頻度が減って
学習効率が一気に跳ね上がりました。
早い段階で終えて本当に良かったです。
「金の熟語」
-----良い点-----
熟語を本番でよく見るフレーズで学べます。
-----所感等-----
簡単な単語にもかかわらず間違える時は
熟語を知らないことが主な原因でした。
学んでからは読解の精度が上がりました。
銀金で学んだ熟語の定着度も確認できます。
「金のセンテンス」
-----良い点-----
ここまでに学んだ単語・熟語の定着度を
TOEICでよく見る英文で確認できます。
フレーズではなくセンテンスなので
SVOCM解析や精読練習もできます。
-----所感等-----
完全文なので周回が苦になりませんでした。
慣れると30分未満で1周できます。
テスト前の確認に最適な教材になりました。
何周か終えた後は精読練習にも使いました。
文法 (パート5・6)
中学レベルを終えた後は
下記2冊に取り組みました。
武田塾Englishさん推奨の教材※です。
※リンク先は推奨時の動画です。
「英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル」
-----良い点-----
パート5を解く際の考え方を学べます。
短文の簡単な問題から解説されています。
-----所感等-----
中学レベルでも解けるので楽しいです。
薄いので所要期間も短く済みました。
文法対策の1冊目に選んで良かったです。
「英文法 出るとこだけ!」
-----良い点-----
3秒で問題タイプを選別可能になります。
3秒で解けるかの判断練習に適しています。
-----所感等-----
時間短縮の重要性を学べました。
選択肢と問題文の一部だけで解く練習により
和訳して確認するなどの無駄が減りました。
リーディング全体のスコアが上がりました。
その後はもう少しレベルが高い
下記2冊に取り組みました。
「文法特急(無印)」
-----良い点-----
まとめてパート5,6の対策ができます。
この1冊で対策が完了するほど良質です。
テスト会場に持ち込めるサイズです。
-----所感等-----
私はHaruさん推奨の方法※で進めました。
※リンク先はHaruさんの動画です。
1周目を終えた頃に700点を超えました。
テスト会場で直前にサッと1周すると
本番でも良いリズムで解き進められました。
「文法問題 でる1000問」
-----良い点-----
分厚さに相応の網羅性があります。
単元別なので弱点対策に使えます。
別冊を使うとランダム順でも使えます。
パート5だけの模試が13回分付いています。
-----所感等-----
私は弱点探しのために模試から解きました。
時間を意識して解く練習にも最適でした。
もし今後ピンポイントで弱点を見つけたら
該当の単元だけをこれで復習する予定です。
リスニング (パート1〜4)
リスニングの対策には
下記3冊を使いました。
「基本例文990選」
-----良い点-----
一読で全パートのTOEIC知識を得られます。
例文集なのでスキマ時間でも学習できます。
SVOCM解析や精読練習にも使えます。
-----所感等-----
リーディング含む総合対策になりました。
リスニングパートは聞き流しに最適でした。
何周か終えた後は精読練習にも使いました。
「パート1・2特急難化対策ドリル 」
-----良い点-----
基本的な出題パターンが網羅されてます。
abceedで音声を聞けて倍速再生もできます。
-----所感等-----
パート2の婉曲的な回答パターンを
かなり多く演習できました。
1.2倍速のシャドーイングを繰り返した後は
単語の聞き取り精度が一気に高まりました。
「パート3・4特急実力養成ドリル 」
-----良い点-----
基本的な出題パターンが網羅されてます。
abceedで音声を聞けて倍速再生もできます。
-----所感等-----
英文が少し古いためパターンの推測が難しく
結果的に推測に頼らない演習ができました。
終えた後は1.5倍速で聞き込みました。
この頃からL400を超え始めました。
リーディング (パート7)
700点までフィーリング読みが中心でした。
精読がおろそかだったため伸び悩みました。
打破できたのは下記2冊のおかげです。
「読解 神速108問」
-----良い点-----
英文に含まれる設問ポイントを学べます。
(本文中に"if〜"とあれば問われるなど)
根拠の探し方や解答への繋げ方を学べます。
-----所感等-----
解答時間を大きく短縮できました。
注意して読むべきところがわかったので
読み方に強弱・メリハリが付きました。
本番の塗り絵も20問から10問に減りました。
「読解特急 (無印)」
-----良い点-----
3〜5分あれば1題演習できます。
スキマ時間で英文読解の量を増やせます。
音声付きなので幅広い使い方ができます。
-----所感等-----
私は読み慣れを目的として取り組みました。
1問1分で読むスピード感覚を養えました。
音声付きなので音読に使いやすかったです。
量も多くパート7の経験値を増やせました。
2冊とも終えた後は精読練習をしました。
具体的にはSVOCM解析を書き込みました。
方法はHaruさんの解説※を参考にしました。
※リンク先はHaruさんの動画です。
その後は全英文を20回ずつ音読しました。
英語の語順のまま読むための練習です。
再読トレーニング※の方法で進めました。
※リンク先はツウさんのブログ記事です。
どの記事もわかりやすいブログです。
初めての英文でも速く読めるようになり
60秒が55秒ほどに短縮されました。
模試・公式問題集
公式問題集は下記3冊を
ほぼ模試として使いました。
「公式問題集 8,9,10」
-----良い点-----
模試として解くと予想スコアがわかります。
全パートの中から自分の弱点を探せます。
英文の質、音声の質ともに最高です。
-----所感等----
私は毎回のテストの1週間前に解いて
間違えたところだけ解説を読みました。
パート3,4は本番の音声に慣れておくために
1週間前から当日の朝まで聴き込みました。
最初は「質の良さ」がわかりませんでした。
複数の教材を終えて何度か本番も受けた今は
公式問題集が最高の質だと思っています。
もっと早く取り組んで使い込むべきでした。
私はこれから再読トレーニングに使います。
おわりに
以上が800点を超えるまでの過程です。
1日2〜3時間で1年間でした。
今はTOEICの学習をほどほどにおさえて
瞬間英作文や英会話、多読を始めています。
TOEICで培った基礎力を実感しており
毎日楽しく学習できています。
これも先人皆様のおかげさまです。
私の記事が誰かのお役に立てましたら
とても嬉しく思います。
使った教材の詳細
アフィリエイトはしていません。
お気軽にリンク先をご確認ください。
Amazonレビューにもお世話になりました。
教材選択と学習方法の確認
中学レベルの復習 (教科書)
語彙
文法 (パート5・6)
リスニング (パート1〜4)
リーディング (パート7)
模試・公式問題集
※公式問題集8, 9もAmazonで買えます。
本記事は以上です。
読んでいただきありがとうございました。