#49 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜

■宅建士資格試験合格を目指している方へ②
わたし自身、何の拍子か50歳オーバーで、資格試験にチャレンジするなんて思っていませんでした。
HSPの気性なのかHSS型HSPの気性なのかよくわかりませんが、どうしても「もっともっと」が出てしまい、エンドレスになってしまう性分があるのです。
40歳代でトレーニングして体脂肪10%切るぞ!とか(実際体脂肪率10.2%までやってしまいました笑)・・・
普通に人だと達成感を感じていったん落ち着くのかもしれないのですが、達成したら次!のような感じになってしまうのです。別にお金になるわけでもないのに笑。

ただ、宅建士資格はやり方によって非常に幅広く動ける国家資格です!

前回、最初の一歩的な取り組み方をお話しさせて頂きましたが、
普通、このような試験対策って「減点法」なのです。いかに減点(間違い)しないように対策を練って勉強しますが、わたし自身これはこれで大切ですが、最終段階にきて「加点法」を意識し始めたのです。

言い回しが下手なので難しいかもしれませんが、
「勘」が働くようになれれば!
って意識するようになったのです。

どうしても当日の試験問題でわからなくなることも多くあります。
でも“満点”が合格点ではない!
ちょっと前まで、満点取らなければ気が済まない!くらいの、いわゆる“完璧主義”の思考。

最近受験して合格した資格は、
「賃貸不動産経営管理士」
「ファイナンシャルプランナー」
です。

それまで受けたことがあったのは、
「宅地建物取引士(宅地建物取引主任者)」
時には8割弱できていなければ不合格。
何度も何度も受けてやっと受かった資格。

でも、「賃貸不動産経営管理士」は7割(35点)、「ファイナンシャルプランナー」(2級・3級)は6割で合格!

遊び(満点―合格ライン)があるのに、遊びと感じていなかった。

こんな心理状態だったから受かるものも受からなかったのかも?
賃貸不動産経営管理士試験は50問、ファイナンシャルプランナー(3級・2級学科)は60問。賃貸不動産経営管理士試験は15問間違えても合格!ファイナンシャルプランナー(3級・2級学科)は、24問間違えても合格!
どんなに勉強したって、当日の試験は同じ問題が出るはずもない!
15問間違えたっていい!24問間違えたっていい!
満点だろうと35点・36点でも同じ資格取得者!
っていう感覚になってから、苦痛に感じなくなったし、追い込まれ感もなくなり、意外と不安になった問題の解答が“勘”で当たっている!
勘も意識次第で良くなるんですね!
考え方で、同じことをしていてもその最中の気分も変わり、結果もいい方向になりました。

●フレーズポイントを意識する
わたしは設問で
【○○の場合(テーマ)】=【誰が】=【誰に(どこに)】=【どの時点で】=【位置までに】=【届出OR許可?】
にまず分けます。
また、
【定義】と【原則】・【例外】があるもの
そして、
混同しやすいものはどれか?と設問にマーカーを引きます。いわゆる気を付けなければならない(ひっかけ問題を探り当てる)ところをチェックする。

過去問、模擬試験(直前対策用など)には問題の番号部分にマーカー色分け(絶対大丈夫→色なし、間違った→ピンク、不安だったけど当たった→黄色)して、次回以降マーカー色塗り部分だけ解いていくというやり方をしました。

どうしても集中できる時間、覚えやすい時間、忘れてしまう感覚などが若いときと比べて全然違うのです。覚えられないし、忘れやすいし・・・

そこで学習以外で意識したのは、エミングハウスの忘却曲線・ポモドーロテクニックを活用しました。なるべくルーティン化して、気分的に乗っている時間はがんばって、どうしても乗れない時間が中途半端にしないで何もしないようにしました。


はっきり言いますと、宅建士合格は不動産業界で仕事していく上での最低必須条件です!
それだけでは、実務はできません。
ただ、宅建士資格を持っていないと、業界的に不動産取引をする際にインセンティブ(報酬)に差が出ます。また宅建士資格者がいないと不動産業は営むことができません。逆にいうと、宅建士資格を持っていれば不動産業を営むことが可能になります。
不動産業者によっては、資格手当で宅建士を持っていることで月3万円から5万円出すところもあります。この資格を持たないと自由が利きません。

将来、不動産業で「起業」を目指しているのなら、
「宅地建物取引士」+「賃貸不動産経営管理士」+「マンション管理士」+「ファイナンシャルプランナー2級・AFP以上」
この4つあれば(宅建士+1つでも!)十分幅広くやっていけると思いますよ!

自由を持つためにがんばりましょう!

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