#27 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜

■カスタマーファースト(Customer First)モデル

特に仕事柄、わたしが携わってきた不動産取引の仕事では、ほぼ9割一般個人(Customer)のお客様です。不動産業界の中では、主に4つのビジネスモデルの中で、わたしは「BtoC」「CtoB」「CtoC」の不動産取引により

【今回のわたしが携わってきた不動産取引に当てはめたビジネスモデルについて】
「BtoB」は、“Business to Business”の略称。不動産業者(まれに企業)が不動産資産を不動産業者(まれに企業)に売却するビジネスモデル。
わたし自身の不動産取引の経験は、この「BtoB」は全体の1割程度。
「BtoC」は、“Business to Consumer”の略称。不動産業者(まれに企業)が不動産資産を個人(一般消費者)に売却するビジネスモデル。
新築の一戸建や不動産業者が仕入れていた・所有していた土地や一戸建、マンションを一般消費者個人が購入する不動産取引(仲介)
「CtoB」は、“Consumer to Business”の略称。個人(一般消費者)の不動産資産を不動産業者(まれに企業)に売却するビジネスモデル。
いわゆる不動産業者買取がメインの不動産取引(仲介)。
「CtoC」は、“Consumer to Consumer“の略称。個人の不動産財産を個人(一般消費者)の購入に繋げるビジネスモデル。
この「BtoC」と「CtoB」、「CtoC」の不動産取引がわたし自身の不動産取引の経験全体の9割程度となります。

●わたしが事前に行う必須アイテム
わたしがいろいろ調べてきた中で非常に便利だなと思ったのが、
国土交通省・国土地理院のホームページ
です。
不動産業界人も知っている人はあまり見かけません。
何が便利で参考になるかというと、購入検討している周辺の「標高」を調べることができたり、周りと比較するとどのくらいの位置づけ(高低差)なのかを調べることも可能です。
これにグーグルのストリートビューを掛け合わせて周辺環境をインプットして現地に向かうように意識しています。
どんなに経験していても100%地域を掌握することは不可能です。わたしの場合、初めて行くエリアや頻度が少ないエリアに行くときは、グーグルマップ+ストリートビュー+国土地理院ホームページは欠かせない必須アイテムです。まれにストリートビューが見れないところや当時映っていたお店がなくなっていることもあるのでその点は注意したほうが良いです。またストリートビューはその土地の高低差がイメージしにくい印象があります。このアイテムは、不動産の査定の依頼を受けたときに机上査定(現地訪問せずに行う査定)をするときにも利用しています。

わたしがこの不動産業界(売買仲介)に入った約20年前のこと。
とある先輩から「とにかく歩いて地域を知ること!」と教わりました。そのときはそれがどのように大事なことなのかははっきり認識せずにとにかく時間が許す限り歩いてみました。土地勘がなかったというのもありますが・・・
そして歩いたところを地図と照らし合わせて見るようにすることとなるべく目的地に行くルートを同じにしないことを意識しながら、それを数カ月、半年、1年と続けていきました。当時はグーグルマップやストリートビューなんてありませんでしたから・・・
そうしていくうちに地図を見るだけで不思議なことにその周りの景色が浮かんでくるのです。わたしが主に仕事をしていたエリアは意外とアップダウンがあるところも結構あるのです。最寄駅からその目的地までのアプローチがそのアップダウンまで浮かんでくるのです。
これがどう仕事に影響したかというと、前述の「グーグルマップ+ストリートビュー+国土地理院ホームページ」の情報を調べずに頭の中で映像が出てくるのです。
聞く度にいちいちパソコンいじったりスマホいじったり、カーナビいじったりモタモタしている人を見るとイライラしませんか?わたしは声には出しませんがイライラします。
最寄駅から歩いて最短距離での移動だとアップダウンがあり、別のルートを使うと距離的には少し長くなるけどアップダウンがないため体力の消耗が少ないとか、瞬時にアドバイスできることです。

これはわたしの中で結果的に不動産実務上・営業上の「武器」になりましたね。

今の時代、パソコンなどである程度のものごとはわかるようになりました。

不動産の取引って、深掘りすればするほど奥が深いと思うのです。

神経質になることや完璧を求める必要はありませんが、
「隠れた問題点」はときには一大事になることがあることを頭の隅に置いておいて欲しいものです。

HSPのふどうさんやさんだからなのかな?
ここまで考えてしまうのは・・・
そこまでする必要性があるのか?そこまでする必要性はないのか?
葛藤に苦しむこともありますが・・・

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