【施工管理】今ページを閉じようとしたそこのあなた。ちょっとまって!
こんにちは!【 YUTAKAの音色(おと) 】のライターを務めるかっぴーです。
まず、この記事をクリックしてくださったこと感謝します。
【施工管理】という文字をみて、すぐにページを閉じてしまう建設業に詳しくない方や、就職活動中の学生さんは少なくないでしょう。
正直でかまいません。
施工管理と聞いて皆さんはどんな印象を持ちますか??
「長時間労働で休みも少なそうだしプライベートの時間が無さそう」
「ずっと現場にいてしんどそう。色々厳しそう」
「専門的なこととかスキルが求められそう。未経験者は絶対無理…」
ネガティブなイメージ以外にも、
「工事が完了した時に、大きな達成感が得られそう」
「お給料良さそう」
「責任がある仕事」
こんなイメージも出てきましたか?
「いや、そもそも施工管理ってなに?」
「工事でなにかを管理してる人たち?」
「よくわからん」
そんな方もいると思います。
むしろ後者の方が多いのではないでしょうか。
私が友達に
「施工管理の印象ってどう?」と尋ねても、
「そもそも何をする仕事なん?」と
逆に質問されることがほとんどです…
今回の記事では、豊開発の主な仕事である【施工管理】について分かりやすく説明していきたいと思います!
この記事を読んで少しでも施工管理のことを知って、興味を持ってくださる方が増えれば良いなと思います!
後半では、施工管理のやりがいや魅力もご紹介!
是非、最後までお付き合いください!
そもそも施工管理ってなに?
施工管理は、建設業に存在する職種(部門)の一つです。
建設業には大きく分けて
「施工管理」「設計」「営業」「技術」「事務管理」の5つの職種(部門)があります。
さらに「施工管理」「設計」「技術」の部門では、
下の図のようにそれぞれの職種が存在します。
施工管理と呼ばれる職種は主に4つです。
【建築施工管理】【土木施工管理】
【設備施工管理】【プラント施工管理】
施工管理の職種について、それぞれ簡単に説明したいのですがその前に…
今回皆さんに一番知ってもらいたい
そもそも施工管理がどんな仕事をしているかについてご説明します!
施工管理ってどんな仕事?
施工管理の仕事は、
建設工事の現場技術者(職人さんなど)を指揮監督し、工事が円滑に進むように全体の管理を行うことです。
<かぴメモ①>
「現場監督」という言葉は、「施工管理」よりも聞き馴染みがありますか?よく「施工管理」と「現場監督」は全く同じだと認識されがちですが、厳密にいうと資格の有無や仕事範囲などで少し異なる部分があります。
【施工管理】
・(現場を一人で担当するには)国家資格である「施工管理技士」の取得が必要。
・業務範囲は、工事全体の管理とデスクワーク作業もある。
【現場監督】
・特に資格の取得なし。
・業務範囲は、現場で作業員への指示や工事の進捗管理が中心。常に現場に常駐。
しかし、企業によって施工管理者を現場監督と呼ぶこともあるため、明確な線引きがあるわけではありません。
施工管理が行う4つの管理(業務)について深堀りしていきましょう!
【1.安全管理】
安全に無事故で品質の良いものをつくるために行う。
毎朝KY(※)活動を全員で行い、現場の危険箇所や注意事項などの確認と周知を行います。
<かぴメモ②>
※KY活動とは
K=危険
Y=予知
で、KY(危険予知)活動と呼ばれています。
毎朝行うKYは、当日行う作業の危険な箇所を見つけ、その対策を話し合い危険を事前に防ぐことを目的とした活動のことです。
【2.品質管理】
工事現場の作業が設計図通りになっているか、問題がないかをチェックする。特に、基礎工事で用いられる杭(※)は地中に埋まり、施工後の状況が分からなくなるため注意して管理する必要がある。
<かぴメモ③>
※杭とは
建物や構造物を支えるために地中に打ち込まれる棒状のもの。
【3.工程管理】
工事のスケジュール管理をすること。
随時工事状況の進捗を確認し、予定が長引いたり予定外のコストが膨らむのを防ぐために行う。
【4.原価管理】
工事にかかるお金の管理。
予算内(計画通り)で施工ができているかを確認する。
工事中に想定外のアクシデントが起きた場合にその対応について現場と協議し、極力不要なコストの発生を防止する。
施工管理をもうちょい深掘り!
1.施工管理の種類
それでは、施工管理についてもう少し深掘りしていきます!
先程お伝えしたように、施工管理の職種には主に【建築施工管理】【土木施工管理】【設備施工管理】【プラント施工管理】が存在します。
それぞれの役割について見ていきましょう。
【建築施工管理】
→ビルや住宅・マンション、商業施設などの建物を建てるときの施工管理。
【土木施工管理】
→道路や下水道、トンネルなどのインフラ設備を行う工事の施工管理。
【設備施工管理】
→電気や配管、空調設備など設備に関する工事の施工管理。
【プラント施工管理】
→工場や製造設備などのプラントを建設する際に、コストやスケジュール管理を行う。
施工管理の中でもそれぞれ得意分野・専門分野があるということですね。
ちなみに、豊開発は「土木施工管理」を行う会社です!
最後に、それぞれ必要な資格の種類や施工管理の仕事のやりがいなど、もう少しだけ深堀りをして今回は終わりにしようと思います!
もう少しお付き合いください!!
2.資格 ~施工管理技士~
施工管理に関する資格は、「施工管理技士」という国家資格が存在し、以下7つの種類に分けられます。
それぞれの業務内容について説明します!
【建築施工管理技士】
→建築工事現場で施工管理を適切に行うための資格。
【土木施工管理技士】
→土木工事現場で施工管理を適切に行うための資格。
※建設・建築・土木の違いについては以下の記事をご覧ください!
【建設機械施工技士】
→建設機械(ブルドーザー、クレーン車など)を利用する現場で施工管理を行うための資格。
【電気工事施工管理技士】
→建造物に必要な電気工事に関する施工管理や監理を行うための資格。
【管工事施工管理技士】
→配管工事(空調設備、上下水管設備、ガス管など)で施工管理を行うための資格。
【電気通信工事施工管理技士】
→電気通信系設備(インターンネット回線、固定電話)の工事現場で施工管理を行うための資格。
【造園施工管理技士】
→造園工事(公園工事、広場工事、道路緑化工事など)で施工管理を行うための資格。
様々な能力が求められる施工管理ですが、これらの資格を取得していれば
給与がアップしたり、
一人で現場を担当できたり、
キャリアアップにも繋がる
というメリットがたくさんあります!
私は現在「二級土木施工管理技士補」の資格取得に向けて勉強中です!
今後は、私が資格を取得するまでの”勉強日記”みたいなものも発信していければと思っています!土木施工管理技士の資格取得を目指す方や、これから土木の勉強をしようと考えている方のお役に立てるような記事も、書ければと思っています。
一人だとなかなか頑張れないそこのあなた!
私と一緒に資格取得に向けて勉強しませんか?
施工管理の良いところ!
就職活動で企業を選定していく中で
「自分にとってやりがいのある仕事がしたい」
という条件は一つポイントになってくると思います。
そこで、最後に施工管理のやりがいや魅力を10選ご紹介します!
【やりがい・魅力】
工事が無事に完了すると大きな達成感がある
社会に貢献していることの実感が大きい
スキルアップを実感しやすい
責任ある仕事を任される
職人さんや協力業者の方と信頼関係が築ける
未経験でも挑戦できる
お客様や地域の方に感謝される
仕事の需要があるため安定的で給与が高い
リーダーとしてダイナミックな仕事ができる
縁の下の力持ちとして仕事ができる
このように、施工管理の仕事にもやりがいや魅力がたくさんあります!
皆さんが求めるやりがいや魅力とマッチするものはありましたか??
中には、「良いことしか書いてないけど、実際のところどうなん…」
そんな半信半疑になっている方もいると思います。
そんな方のために、次回以降の施工管理についての記事では、実際に豊開発で施工管理職として働いている社員さんにお話を聞き、施工管理職の「リアル」をお届けできればと思います!!
ぜひ、そちらの記事もチェックして見て下さい!
最後に ~新3Kって知ってますか?~
皆さん、施工管理の仕事について知って頂けましたか?
施工管理の仕事は、社会に貢献していると実感できることや、工事現場で関わる協力業者の方々・地域の方々などたくさんの方々との交流があること、意外と未経験の方でも挑戦しやすい職種であることがすごく魅力的だと私は思います!
建設業には「3K(きつい・汚い・危険)」
といわれるイメージがまだまだ消えていないのは事実です。
しかし、今年(2024年)の4月1日より国土交通省が建設業界法の改定を行うなど、建設業界が時代に沿って変化し、働きやすい環境が整ってき始めているのも事実です!この建設業法の改定では、「時間外労働時間の上限設定」や「コンプライアンスの徹底」など業界の健全な発展を促進し、労働者の福祉を向上させることを目的とされています。
このように建設業界は様々な取組みを進めています!
「きつい」「汚い」「危険」の3K改め、
「給与」「休暇」「希望」の新3Kへ!
需要度が高くお給料も安定!
労働条件の見直しで、お休みがきちんと取れる!
社会に大きく貢献し、希望の星となる!
これからの建設業界に乞うご期待!!
私たち豊開発も建設業界に属する一会社として、建設・土木について様々な発信を続けると共に、面白い取組みにもどんどん挑戦していきます!!
施工管理や豊開発に少しでも興味をお持ちの方は是非一度、会社説明会にご参加頂ければと思います!
会社説明会(タイミングが合えば現場見学)をご希望の方は、日程を調整させていただきますので、お気軽にお問合せ下さい♪
【お問い合わせはこちらから!】
メールアドレス:saiyou@yutaka-kaihatsu.co.jp
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今回はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございました!
深堀はつづく…