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謙虚さがあればいつまでも成長する


最近めっちゃ暑い。まだ6月なのに。梅雨はどこ行ってんとか思いながら今日も書いていく。

私は現在、ラボに所属しており、もう3年目になる。学年が上がるにつれて、教えを乞う機会が減り、逆に色々と聞かれることが増えた。そのような環境の中でどう学んでいくのかと言うことを考えると、やはり、後輩からもたくさん学ばせてもらう必要がある。そのためにはどうすべきか、自分なりのマインドセットのようなものについて書く。

研究や仕事、スポーツなど、1つのことにいくらかの年月をかけて取り組んでいると、大抵の必要な知識や技術は身につく。パフォーマンスも良くなる。この状態からもう一歩上に行くために必要なのが謙虚さなのだ。

どの分野にもいるプロフェッショナルという人はみんな謙虚さを持っていると思う。
ここで言う謙虚さとは、自分の能力がもう既に伸び切ったと思うのではなく、まだまだ伸ばせる余地があるのではないかと考えているスタンスのことを示す。

駆け出しの時は、自分より能力が高い人から指導を受ける。しかし、自分の能力が上がるにつれてそのような機会は減少していく。インターネットが普及したとはいえ、国内に限ってもその分野の権威のような存在の人から教えを乞うのは難しいだろう。世界ならなおさらだ。

つまり、成長し続けるために必要なのは、自分より能力が低いと思われる人からの意見にもしっかりと耳を傾け、その意見を吟味することだ。自分が成長すればするほど、能力の低い人からの意見が多くなる。また、異なる分野の人からも意見をもらうこともあるだろう。こういった意見を考えもせずに否定するのではなく、一度自分の中で咀嚼する。これが謙虚さの正体だ。

なぜこれが大事なのかと言うと、ある程度その分野に精通してしまうと、無意識のうちに、その分野の常識や固定観念に捉われる。その結果、柔軟なアイデアが浮かびにくくなるのだ。一旦、その分野の先入観、常識を外したいものだが、一度染み付いてしまったものはなかなか取れない。

そこであまり精通していない人、分野外の人らの意見が重宝される。このような人たちは当然、その分野の常識が備わってない。しかし、そのおかげで自由な発想を持って意見を出すことができる。それらのうちの大半は見当違いなものかも知らないが、十にひとつ、いや百にひとつでも本質をついたものがあれば良い。

実際、私は先生や先輩だけでなく、後輩や同期からもたくさんのことを学ばせてもらっている。それはやはり、ある程度の謙虚さがあるからだと思っているし、自身の能力についてもまだまだ向上の余地ありと考えている。年齢や肩書きで人を判断し対応を変えるのではなく、ありのまま人を見ることが大切なのではなかろうか?

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