2021年1月に観た映画
過去に観ていて、再鑑賞したものも含む。
『作品名』(監督名/公開年)
★=イチオシ
『悪い奴ほどよく眠る』(黒澤明/1960)★
『シャーク・ナイト』(デヴィッド・R・エリス/2011)
『狂った一頁』(衣笠貞之助/1926)★
『ビッグフットvsゾンビ』(マーク・ポロニア/2015)
『ボウリング・フォー・コロンバイン』(マイケル・ムーア/2002)★
『華氏911』(マイケル・ムーア/2004)
『悪い奴ほどよく眠る』は元日に映画館で観た。三船敏郎をはじめ,出演者の役者力にぐいぐい引っ張られるスリリングな作品。やや冗長な感もあるが,完成度はめちゃくちゃ高いと思う。コッポラ(父の方)の推薦作品。
『狂った一頁』は日本のアヴァンギャルド映画の嚆矢にして最高峰。要は『カリガリ博士』なのだが,日本ならではのジメっとして嫌な感じがある。特に能面のくだりは何とも言えない生理的な恐怖感を煽ってくる。必見。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』はマイケル・ムーアがドキュメンタリー監督としての地位を確立した傑作。マリリン・マンソンもマット・ストーンも非常に真っ当かつ冷静で知的であることが印象に残った。
映画に出かけることが難しい世の中だ。DVDや配信があってよかったなとつくづく思う。
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