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分かってもらえない孤独の中で過ごした中学生時代。不登校の時間は、ワインの熟成と同じ
2009年5月。
大阪、梅田のスターバックスコーヒーに集まった大学生で、このD.Liveという団体はスタートしました。
僕は、この頃までのほとんどの時間を苦しみの中で進んできました。
誰にも理解されない苦悩。
結果を出すことへの焦り。
やりたいことが見つからないもどかしさ。
もがけばもがくほど、抜けることができない蟻地獄のように……。
やりたいことがやっと見つかり、僕はこのD.Liveを立ち上げました。
「これで解放される……」と、安堵したのも束の間……。
今度は、どのような事業をすればいいのか。やりたいこと、志があっても、結果が出ない日々。
NPO法人を立ち上げたあとも、僕は30歳を過ぎるまでずっとバイトで生計を立てながら、団体運営をおこなっていました。
不登校時代も。引きこもりのときも。NPO立ち上げ期も。
ずっとしんどく、未来は見えない暗い暗い道のり。血を吐くような苦しみの中で、なんとか這いつくばりながら前へと進んできました。
けれど、これだけは確信を持って言えるのです。
「あの時間は、自分にとって必要だった」と。
ワインが熟成することで美味しくなるように、人間もまた、自分と深く向き合う時間を経て、成長するのだと、僕は思います。
だから、決して、不登校の時間はムダではありません。
中学生のとき。
テストの成績は常に学年でトップ10。体育祭ではリレーのアンカーをつとめる。文化祭では、主役を演じる。靴箱を見ると、知らない子からラブレターが入っている。
周りから見ると、とても順風満帆な中学生のように思えるかもしれません。
でも、僕はずっと苦悩と戦う日々でした。理解してくれる人が誰もいない中、一人、孤独に。
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