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ハリーポッターでみる子どもの居場所を見つけるための考え方
不登校になると、資源が枯渇します。特に「人との出会い」が少なくなってしまう。もちろん、オンラインで済ますこともできますが、それだけじゃなかなか難しい。
ただ、じゃあ、「とにかく人に会おう」と言っても難しいですよね。
そこで、必要な4つの要素をつくりました。
【やりたいことに取り組むときに必要な4つの要素】
師匠 目指すべき目標、こうでありたいという指針
コーチ 技術を指導してくれる人。道筋を見せてくれる人。
仲間 同じ目標に向かって取り組む人たち
居場所 ありのままの自分を受け容れてくれる場所
たとえば、ハリーポッターで見てみましょう
師匠 ダンブルドア、両親
コーチ シリウス・ブラック、ホグワーツの先生たち
仲間 ロン、ハーマイオニー、寮生
居場所 ホグワーツ、グリフィンドール寮
師匠)
師匠とは、心の指針になるような人。目指すべき像といってもいいでしょう。「こんなふうになりたい」と思えるような人です。ハリーにとって、一番の理想は両親でした。そして、校長であるダンブルドアでしょう。
「この人ならどんな行動をとるかな?」「この人ならなんて言ってくれるかな?」という行動の指針になる人が師匠です。直接の師弟関係がなくても、十分に師匠といえると僕は思っています。
ちなみに、僕にとっての師匠は、坂本龍馬であり、大久保利通です。
コーチ)
その分野において技術の指導をしてくれる人。どのように生きていけばいいのか教えてくれる人がコーチです。ハリーポッターにとっては、シリウス・ブラックや学校の先生がその立ち位置でしょう。師匠とコーチの違いは、師匠は「あり方を教えてくれる人」。コーチは、「やり方を教えてくれる人」というイメージです。
仲間)
仲間は、同じ目標に向かって取り組む人たち。同じ志を持った人たちです。グリフィンドール寮に所属するハリーにとって、グリフィンドール寮生はみんな仲間でしょう。ただ、スリザリンなど他の寮生は志が少し違います。目指す方向が違うのです。そうなると、「仲間だ」とは言えないでしょう。ロンやハーマイオニーは、「親友」ですね。
居場所)
ハリーポッターにとって、グリフィンドール寮が居場所でした。居候をしているダーズリー家は、決して居場所ではありません。なぜか?
ありのままの自分を受け容れてもらえなかったからです。
ありのままの自分とは、魔法使いである自分です。
ダーズリー家では、魔法は禁止。ただのマグル(人間)としての生活を強いられました。
自分のことを分かってもらえない。ありのままの自分を分かってくれないところは、居場所にはなりません。
反対に、自分のことを分かってくれる場所、ありのままの自分でいられるならばそこは居場所なのです。
4つの要素を見つける質問
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