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(音声あり)不登校の子は、ぜっっっったいにボードゲームをやるべき!!!
今、ボードゲームが密かなブームになっていることをご存じですか?
「え? ボードゲームって、人生ゲームとかオセロとかでしょ」
みたいに思っているあ・な・た!
実は、ボードゲームってすごーく奥深いのです。たくさんのボードゲームが発売されており、ボードゲームのイベントでは1日で16,300人が参加するほど盛況になっています。
僕たちが運営しているフリースクール『昼TRY部』でも、子どもたちとボードゲームでたくさん遊んでいます。
テレビゲームって基本的には、みんな画面に向かいますよね。目を見て話すことってほとんどありません。
けれど、ボードゲームはアナログなので、手を動かし、目を見て相手と会話するのです。
ゲームなので、楽しく初対面でも会話できる。
そして、初心者や低年齢の子でも参加できるものもたくさんあるので、「持っていない」とか「やっていない」ことがハンデになりません。
スマブラなら、「Switch持っていない」とか「スマブラやったことがない」という理由で参加できないこともあります。
けれど、ボードゲームなら大丈夫。
始めてでもスグに参加することができます。大人と子どもが対等に楽しめます。
僕は、「子どもの関心に寄り添ってください」と言って、「一緒にゲームしましょう」とお伝えしています。
ただ、実際のところ、子どもがやっているテレビゲームを一緒にするのって難しいのですよね。
どうしても、技術差が出てしまう。画面の動きが速すぎて酔ってしまうかたもいます。
そこで、ボードゲームです!
ボードゲームなら、家族みんなで楽しむことができます。
普段、なかなか会話がないわという親子でも、楽しくおしゃべりができます。
ボードゲームは、頭も使うし、コミュニケーションも取れるし、すごくよい遊びだなと思うのです。
不登校の子にとって、外に出るのは大きなハードルです。「どこか行こうよ」と言っても、なかなか乗ってこないことも多いでしょう。
ボードゲームなら、家で出来ます。家族だけで楽しむことができます。2人で出来るものもあるので、お父さんが帰ってくるのが遅くても、お子さんと2人きりで遊ぶことも可能です。
ぜひ、ボードゲームを始めてみてください!!
と、言ったところで、「いやぁ、なんとなく良さそうなことは分かったけれど、どうやって始めたらいいの?」「どんなゲームがいいの?」と思いますよね。
そこで、今回はボードゲームコンシェルジュである井上和行さんをゲストにして、どのようにしてボードゲームを始めたらいいのかを伺ってきました!
詳しくは音声でお聞きいただければいいのですが、内容について簡単にまとめておきますね。
まずは、大人がボードゲームに熱狂しよう
「どうやら、ボードゲームが良いらしい」「なんだか良いって聞いたぞ」と思っても、よく分からないと子どもに説明が出来ないですよね。
よく分からないものを分かっていない人に説明したところで伝わるはずありません。
なので、まずは大人であるアナタがボードゲームに熱狂してください。
まぁ、熱狂までいかなくても「あっ、ボードゲームってこういう感じなんだ」「なんだか楽しいぞ」というのを実感として持っていただければいいのです。
たとえば、オムライスが美味しい店へ行って、友達に「あの店、オムライスすごーーく美味しかったよ−」って伝えると、相手にもちゃんと届くじゃないですか。
「おっ、そうなんだ。私も行ってみようかな」と興味をそそります。
同じようにボードゲームをまずは自分で楽しんでみてください。
まずは、ボードゲームカフェに行ってみよう
では、「どうやってボードゲームを始めればいいのだろう?」と思いますよね。
なにを買っていいのかも分からないし、ボードゲームを一緒にする人もいない。
そんなときにオススメなのは、ボードゲームカフェです。
ボードゲームカフェは、その名のとおり、ボードゲームがあるカフェです。
たくさんのボードゲームがおいてあり、自由に遊ぶことができます。
(だいたい1,000円+ドリンク代で、2〜3時間ほど遊べます)
お店のかたが、詳しい遊び方を説明してくれるので、ルールが分からない、ボードゲームまったく初心者でも大丈夫です。
1人で行っても、店員さんと一緒にプレイしたり、他のお客さんと一緒に遊ぶこともできます。
ただ、少し気まずいかもしれないので、誰かお知り合いのかたと一緒に行くのがオススメです。
子どもを巻き込むときに大切なのは、「熱狂」と「説明」
ボードゲームを誘うときに重要なのは、まずは「熱狂」です。
自分自身がボードゲームにハマり、楽しいと思う。その熱をお子さんに伝えましょう。
ただ、熱があるだけでは不十分。
ゲームをプレイするときに、重要なもう一つはルール説明です。
子どものテンションは、浮き沈みします。
説明が分からないと、「もういいや−」「めんどくさーい」と言って、すぐにやる気を失います。
そのため、簡潔に、分かりやすく、楽しそうと思えるように伝える必要があるのです。
上手な説明をするときに参考になるのが、ボードゲームカフェ。
店員さんは、説明がうまいです。楽しく思えるように話してくれます。
ルール説明を聞き、「どうすれば上手に話せるのだろう?」「どんなふうに説明したらいいのだろう?」と観察しましょう。
直接聞いてもいいと思います。
「子どもを巻き込みたいんだけれど、どんなゲームがいい? どんなふうに説明したらいいだろう?」と。
きっと優しく教えてくれますよ。
もし、近くにないなぁと思うのであれば、まずはYoutubeでゲーム解説を見るのも良いでしょう。
メジャーなボードゲームで検索をすると、たくさんの人がルール説明をしています。
動画を見て、「どうすれば分かりやすい?」「分かりにくいのは、どこ?」と分析をしてみましょう。
おすすめなのは、まずはルールがシンプルなゲームから始めることです。
ボードゲームでも、カードだけで遊ぶゲームは、比較的シンプルなルールが多いです。
(ハゲタカのえじき、ごきぶりポーカー、ラブレター、コヨーテなどなど)
簡単なゲームから、少しずつボードゲームの世界を見せてあげるのが良いでしょう。
さいごに
ボードゲームは、個人的にはすごくオススメです。
頭も使うし、コミュニケーションにもなるし、楽しい。
テレビゲームみたいに目を酷使することもないですからね。
この記事で、少しでも多くのかたが「ボードゲームやりたい!」となってくれたらいいなぁと思っています。
「オススメのボードゲーム知りたい」「ボードゲーム、うちの子にさせたい」などあれば、ぜひLINEでご質問をお送りくださいね。
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