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不登校の子が元気になるには、充実感と前進が必要。


これはきっと、本人でないと分からない苦しみじゃないのかと思います。

不登校ってめちゃくちゃしんどいんですよ。

それは、「学校へ行けていない」という単純な負い目だけではありません。

いろいろな苦しみがあり、しんどさがあります。

けれど、楽しそうにゲームをしている姿を見ていると、ついついイライラしてしまい、「そろそろ学校へ行けよ」「勉強くらいしたらどうなの」と思ってしまいます。

傍目から見るとね、どうしてもサボっているように思えるので。何甘えているんだ。何逃げているんだ。そんなふうに思っても仕方ないのかもしれません。

ただ、本人は心の中で葛藤しています。戸惑い、悩み、もがいています。でも、なかなか見えないのです。他の人にはわかってもらえないのです。今日はそのような不登校の苦しみについて書こうと思います。


最大の苦しみ

僕は、高校生の時に不登校になりました。そして、大学生の時は引きこもっていました。その時に何がしんどかったかって言うと、とにかく暇なことです。充実感がないので、1日が長いのです。

そして、だんだん慣れてくると、毎日が同じような日々になるので、とても短く感じます。曜日感覚もなく、気がつけば1日が終わっている。そのような感じです。

早く毎日が過ぎて欲しいと思っていました。日々が過ぎていけば、何か状況が変わるかもしれない。やる気が出るのかもしれない。やりたいことが見つかるのかもしれない。まるで宝くじに願いを込めるかのように、何かキッカケを探していました。

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