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家で暇をしている子どもが次の一歩を踏み出すためには、環境を変えよう!


不登校の子がだんだん元気になってくると、次の課題になるのは、これからどうするのかと言うことです。

学校にいけなくなると、自信を失います。これからどうしたらいいだろうと悩みます。ただ、だんだん行かないことが当たり前になってくると、表情も明るくなってきます。家でも楽しそうにしていたり、たまに外出などもします。

適応指導教室に行ったり、フリースクールに通うなど。

けれど問題は、元気にはなってきたけれど、次にどうしたら良いのかがわからない。何をさせてあげたらいいのかわからない。というところなのです。

つまり、彼らには目標がないのです。目指すものがありません。

学校へ行っていると、テストがあります。勉強がつきものなので、テスト前には勉強します。授業を受けます。部活もありますよね。すると、学校も含め、そこそこ忙しい日々になるのです。けれど不登校だと、とにかく時間が余ります。簡単に言うと、暇なのです。けれど、時間があるからといって、じゃあ勉強しようかとはなかなかなりません。

何か始めようか。どこか習い事へ行こうか。何かやってみようか。全てがハードルが高く感じてしまい、なかなか行動に移せません。特に締め切りもないので、まぁ何かしないといけないけど、まだいいかと思うのです。


実際僕も不登校のとき、何かしなくちゃいけないと思い、漢字検定の勉強を始めたことがありました。けれど、すぐに嫌になったのです。なぜこんなことをしなくてはいけないのだろうか? なんだかめんどくさいぞ。そう思って、すぐに漢字の勉強をやめてしまいました。

でも、頭の中では、このままじゃいけない。何かしないといけない。勉強も必要だ。そう思っていたのです。

つまり、何かしなくちゃいけないという思いと、何をしたらいいんだろうかという悩みが頭の中にうずまき、うまく行動に結びつかないのです。

そこで今回は、次の一歩を踏み出すにはどうしたらいいのか。何が必要なのかということについて書いていきます。


環境を変える

1番効果的なのは、環境変えることです。
例えば、家では勉強ができなくても、塾に行けば少しは勉強するようになります。それは、塾が勉強する環境だからです。

家で運動しなくても、ジムに通うようになれば、運動するようになります。

何とかやる気を出させるというのは、とても難しいです。特に子どもの場合は、自制心も弱く、モチベーションも一過性であることが多いでしょう。そうすると、なかなか何かをさせようとするのは難しいのです。

締め切りもないので、めんどくさくなったらやらないし、楽な方、楽な方へとどうしても心が向いてしまいます。もともと、人間はそこまで意思が強くありません。なので、子どもに強い意志力を持って行動させるというのは無理があるのです。

そこで、何かやる気をさせるのではなく、環境を作ること。やる気がなくてもできるような環境に入れということを目指してみましょう。

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