悲しみの可能性
喜びの可能性
喜びの時が多くあっても
ひとつの悲しみの可能性を
見つめてしまう時がある
悲しみが好きなわけではない
そこにとどまりたい訳ではない
白い服の
一点のシミのように
気になってしまう
けれど
思い出してほしい
あなたが感じた喜びを
信じてほしい
あなたが感じた愛を
未来でもなく
過去でもなく
今の愛を感じる
それは
小さなひとさじに感じるかもしれない
それさえも見失うかもしれない
けれど
愛の記憶を紐解く事で
今ある愛を感じる事が出来る
それを感じる心は
あなたの中にある
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