二拠点生活について Vol.1

2021年７月、東京と金沢を往復する二拠点生活を始めました。昨年からニュースやSNSで耳にしてきた暮らしを、まさか僕自身がすることになるとは、夢にも思っていませんでした。

ただこの一年を振り返えると、新型コロナウィルスの影響で良くも悪くも本当に色んなことがありました…だから、この自分が置かれた境遇に少しだけ驚きながらも、抵抗なく受け入れられているようでもあります。

それでも、この暮らしが始まりまだ日も浅く、不安はあります。急な話でしたし、むしろ家族にはたくさん心配をかけていると思います。ここで心中を書き出すことで、その家族の不安がなくなるとは思えません。ただ、日々想うことを綴ることで、僕自身の整理にはなるのではないかと思っています。

ーーーーーー

金沢に来て先ず思ったのは、「空が広い」ということでした。もっと他にあるだろうと思われるでしょうが、清々しい空の広さに驚かされました。コロナ禍で窮屈なビル群に１年以上閉ざされていたのもあるでしょう。素直に感動を覚えました。

今自分がどんなコトバを記すかは明確には分かりません、こんなたわいもない、些細なことなのかもしれません。それでも書き綴ろうとした気持ちに素直になれたらと。それがこれからの自分に向けた「何か」になるんじゃないかと。そんな想いから初めてみようと思います。

2021年８月
高井康充