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自分の弱みを認めると、強みが活きる

こんにちは、うえすぎゆうきです。

あなたの強みはなんですか?
逆に、あなたの弱みはなんですか?

面接の場でこんな質問をされることがよくあります。

私は昔から、この質問が大の苦手でした。

何を答えてもしっくりこない。それって本当に自分の強み/弱みなんだろうか…?と考えてしまって、うまく話せない。うまく話せないから焦ってしまい、それが面接官にも伝わってしまう。面接にはいい思い出がありません笑

最近、これは自分の考え方が関係しているんだと気づきました。

それは「自分の弱みは改善すべきもの」という考えです。

良くも悪くも、私は「自分は変えることができる」と思っていて、人よりできていないところがあればそれは自分の努力で改善すべきだと思ってきました。

この考え方は自分自身を高めていくという点ではプラスに作用することもありますが、反対に大きな弊害として「自分の強みをないがしろにしてしまう」というマイナスな面があります。

弱みの改善にばかり気を取られて、自分の強みに目がいかない。

これはすごくもったいない。自分の強みを生かしてこそ、自分らしい人生が送れるし人に貢献することもできます。

マネジメントの父と呼ばれるドラッカーも

どんな人も、自分の強みで成果をあげます。

弱みで成果をあげることはできません。

との言葉を残しています。

とはいえ、これまでずっと弱みを改善しようと生きてきたので、すぐにその習慣は変わりません。

そこで意識したのが、自分がしんどい・つらいと感じた時に素直にその感情を受け止める、ということです。

あ、今自分はつらいと感じた。

それを自覚するだけ。それを直さなきゃとか、自分の努力が足りなくて辛い思いをしているとは思わないようにする。

さらに、その感情をノートにメモしてあとで見返すと、自分がつらいと感じる場面の傾向がわかってきます。

ノートに書かれた文字を通して自分の感情に触れることで自分を客観視でき、自分の個性を冷静に受け止めることができます。

そこで見えてきた自分の弱みは

  • ずっと同じことを続けられない。飽き性

  • 人に指示されて動くのが嫌い

  • 集団の中にいると感じる同調圧力が苦手

といったものです。今ではこれらを自分の個性として認めることができていて、改善しなきゃ!とは思わないようになりました。

そうすると自然と思考は「この弱みを自覚した上で、強みをどうやって活かすか?」という方向に向かいます。

自分の強みは

  • 自分の思ったことを伝える誠実さ

  • 目標に向かって着実に努力できる

  • 人や自分の成長に興味がある

といったものです。

弱みを認めた上でこの強みを活かすために、今は独立してプロコーチになる道を模索中です。

自分の強みを弱みを認めて人生の選択ができると、心穏やかに過ごすことができます。

もし自己分析が苦手という方がいれば、まずは「自分の感情をそのまま受け止めてメモする」という習慣をつけることから始めてみるのはいかがでしょうか。


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