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個人事業主として開業してからの経験を書いておく55(小規模企業共済の年払い対応)

今年に入ってから、支払うべき税金や国民健康保険料の金額を甘く見すぎて自分のどんぶり勘定ぶりに反省しきりのタカハマです。

今回は、これまで書いていなかった小規模企業共済の対応について書きたいと思います。



1.ハッ、忘れてた!

前回の投稿では、税金の支払いをなんとかするために、税務署に支払い月をずらす相談をした話をしました。

そこからいろいろあって、なんとか税金を支払うめどは立ちました。

ふぅー、まずはよかった!

あれ、、、待てよ?

他にも大きいものがあった気がする。。。なんだっけ?

ハッ!

小規模企業共済だ!!!!

完全に忘れてた。。

小規模企業共済がどんなものかについては以前投稿をしているのでそちらを参照ください。


話を戻します。

確か毎年1回まとめて払っていたよな。。もう払い終わってたっけ。
いつどのくらい払うことになるのか覚えてなかったので調べますと、、

支払い9月一括払いじゃん。

支払額も掛け金上限の月7万円にしているので、84万円。


うん、詰んだ。

検討するときに、なんで頭に思い浮かばなかったかなぁ。。。。

支払いは9月。とにかくなんとかしないと。

2.支払いができないときの回避方法を調べてみた

ということで、いろいろ調べ始めました。

小規模企業共済のページに行くと、支払ができないときにはづやら「掛け止め」という申請を行うことができ、6か月または12か月支払いを止めることができるらしいのです。(下記参照)

https://kyosai-faq.smrj.go.jp/tkyosai/index.php?action=faq&id=131

よし、これだ!

とりあえずは小規模企業共済の問い合わせ窓口に電話してみることにしました。

3.相談窓口に電話してみた

小規模企業共済の相談窓口に電話すると、意外にすんなりとオペレータにつながりました。

そこで自分の事情を説明。1年分の掛け金を支払いできないので掛け止めしてほしい。その場合の手続きを問い合わせたところ、

「掛け止めはは収入が全くない、とか病気で入院するとか、災害被害にあった、などの条件を満たさないと承認されることが難しく、高濱さんの状況をお聞きした限りでは正直かなり厳しいと思います。」

え、、、、、
じゃあどうすりゃいいんだよ。。。

「今回引き落とし日に指定銀行口座から引き落としがされなかった場合、1年まとめ払いの方は自動的に1年間月払いとなります。まずはそれで支払いいかがですか?」

え、そうなんだ!勝手に月払いに変更してくれるんだ!
とはいえ、月7万円か。うーん、、、と悩んでいたら

「あとは、掛け金を減額されてはいかがでしょうか。最低月1000円まで減額可能ですよ。」


あぁーーーーーー!!

そうか!

そりゃそうか!

掛け金減らせばいいじゃん!!!

掛け金はまた自分のタイミングで増額できるのか確認したところ、

「もちろん、いつでも増額に変更可能です。」


ということで、減額申請の書類を送ってもらうことになったのでした。


4.今回のまとめ

小規模企業共済はたいへん有効な節税対策になるものなので、多くの個人事業主はまず間違いなく活用されているかと思います。

平常運転のときには1年分をまとめて払うというのも全然問題なかったのですが、払うお金がない状態になってしまったときには、なかなか厳しいものがありますね。

そのままの金額を払わなきゃって意識に支配されていたので、掛け金の減額ってことに全く頭が回りませんでした。

余裕がないというのは本当に怖いですね。

確かに節税効果も抜群ですし、将来の退職金にあてることができるとても良いものですが、その支払いを必ずしなければ、という気持ちに縛られすぎてしまっては本末転倒ですね。

まぁーーー、正直、今回のような話も多くの経営者の方々からしてみたら

「なんですぐに思いつかないかな(笑)」

とあきれられてしまうかもしれませんね。

個人事業主になったとはいえ、まだまだ未熟者だなぁと痛感した出来事だったのでした。

それではまた!

日々感謝 m(_ _)m





































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