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Twitter採用(採用広報費0円)で52人の就活生に出会った中小企業の一人総務、浅野さんに聞いてみた。

先日、Twitter採用界隈で非常に気になる人が現れました。正確には前からいらっしゃったのですが、彗星のように現れ話題をかっさらいました。

その話題とは『Twitter採用(広告費0円)で52名の就活生と出会った話』です。

浅野さんは工場の総務をやっていらっしゃる方で、普段は工場内の電球交換やお弁当の発注から採用までを一人でやっておられます。

そんな浅野さんがTwitter採用をnoteにまとめてくれていました!!

いや、本当にものすごい!!これが他の会社でも再現できれば革命だ!そう思いましたが、色々と気になりました。

『浅野さんがすごい人なのでは?』
『会社が実はすごい会社なのでは?』
『本当に再現性ってありそうなの?』
『Twitterがんばるだけで本当にいいの?』

ということで浅野さんにお願いして取材させていただきました!!

このnoteでは浅野さんのTwitter採用が”再現性があるのか”を紐解いていきます。

◆浅野さんについて

・求人広告の営業として5年半
・総務として8年
・Twitterに関しては素人
・去年の9月に前職の先輩から『Twitterいいらしいよ』と聞いて始めた程度

◆浅野さんの会社、株式会社ヨシタケについて

・地方(愛知)の中小企業(本人談)
・いたって取り柄もないごく普通の会社(本人談)
・自動弁バルブのメーカーで、理系学生がターゲット
・トヨタとかデンソーとか名だたる企業に取られてしまう
・認知度低い
会社のHPはこちら(よくありそうな感じです。浅野さんすみませんw)

◆Twitter採用のポイント

こちらは浅野さんの記事に書いてあるのでそちらをご覧いただけたらと思います。要点、流れだけ。

①フォロワーを増やす
②募集ツイートをする
③募集のポイントは応募ハードル下げとスピード
④会社と家族の理解を得る

①フォロワーを増やす
・ある程度のフォロワー数は必要(できれば1,000フォロワーは欲しい)
フォロワー一桁のアカウントの発信は拾ってくれる率が低すぎるので。
※フォロワーの増やし方や運用の仕方は私よりも詳しい方々にお聞きした方がオススメですw こちらの記事が参考になります!!


ここで伝えておきたいのは『相手は学生だけじゃなくて良い』ということです。よく学生向けの情報発信しかしない採用公式アカウントを見ますが、それでは有名企業しかフォロワー数伸びません。ターゲットの学生に届けたいなら学生がフォローしたり検索したりするであろう下記のような人々がおすすめです。

・他社の人事
・就活支援系の人
・HR支援系の会社の人
・マーケター等のその他ビジネスアカウント

私も結構やっているのですが、そもそも本名でやっていない学生アカウントと何話すんだという感じになります。
ちなみに本名出している人ばかりだと炎上も起こりにくいかと思います。

②募集ツイートをする
うまくフォロワーが伸びてきたら応募記事をツイート。
(フォロワーが伸びるまでは楽しみましょうw)

③募集のポイント
・応募のハードルを下げる
➩『採用HPを見て30字以下のリプ(返信)くれた人と面接』
・スピード命
➩どの会社もまだコロナの対策を打ち出していないタイミングで打ち出した

④会社と家族の理解を得る
ここまで聞いて、ある疑問が浮かびました。

Q:いったい一日何時間やっているんですか?
A:2~3時間/日くらいですかね。
Q:業務時間中ですか?
A:基本はそうですね!会社に許可もらいました!
Q:土日はどうでしょう??
A:積極的にやらなくてもいいかと。ただ、返信等はするのでその時間は必要ですね。奥さんにちゃんと話しました。

会社に許可もらうのも必要ですね。浅野さんのところはナビ掲載を辞めた分、どこかで認知広げないといけないので施策として提案したそうです。

結果、採用サイトのPV数が3.1倍にもなったそうです!!

◆Twitterだけで本当にいいの?

これがすべてという感じだったのですが、本当にこれだけなのか食い下がりました。笑

掘り下げていくと、答えは No でした!

Twitterをやって拡散する前に準備をしっかりしていたことが大事だったようです。
その準備とは、求職者へ伝える『コンセプト作り』と『コンセプトを表現したコンテンツ作り』です。

『地方中小なので、大手には認知度でも人気度でも普通にやっていては勝てません。だからコンセプト作りに思いっきり投資しました。時間もお金も。』

ウン百万かけて他社に勝てるコンセプトを考え、採用サイトやパンフにもそれを反映させたとのことでした。

・費用対効果が低いので脱ナビしたい
・地方中小だけどどうにかして勝ちたい

これらを解決するのが『コンセプト×Twitter』だったそうです。

つまり『何を×どうやって伝えるかを考え抜いた結論だったそうです。
『何を』=コンセプト=他社に勝つメッセージ、想い、ストーリーを表現したコンテンツ
『どうやって』=合説やTwitterで拡散

良いコンセプトを持っていても伝えられなければ勝負にならないだろうし、
逆に、伝えることはできても、ありきたりのメッセージでは勝負にならないということだと思います。
この両輪が揃ってこそ、うまくいくということでしょう。

両輪が大事

Twitterだけ頑張れば良いわけではなく、コンセプト、ストーリー作りも重要ということですね!

最後に

長文にお付き合いいただきありがとうございました!
我々OneColorsでは、企業の魅力や事業内容をストーリーにし、それと社員や候補者、内定者の歩んできたストーリーを融合させるワークショップを実施しております。『何をどうやって伝えていくか』お悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。

こちら私のTwitterです!

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