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「顔が濃いは強みになる」|【ほんの少しだけ自分を許せた話】

「顔が濃い」と聞いて人によって想像する印象は異なるのは重々承知しております。そのため、あくまで私の実体験として認識してもらえると幸いです。


私は純日本人ですが、初対面の方に「ハーフですか?」「海外の方ですか?」と思われないことは無いほど濃い顔立ちをしています。

10代の頃は「顔が濃い」ことが嫌で嫌で仕方なかったですし、いじられることも嫌いでした。

しかし社会人になり、会社に属してから「顔が濃いことって強みなのでは?」と思えるようになったことで、今でも自分の顔は大嫌いですが、「顔の濃さ」へのヘイトだけは薄まりました。


名前は覚えてもらえなくても「存在」は認知してもらえる

「存在の認知」も昔は嫌でしたが、今となってはこれほど生きるのに必要な強みは存在しないと思うほど大助かりしています。


私は初対面の人方に認知してもらえることが比較的に多い傾向にあります。

「名前」は覚えてもらえなくとも「前に会ったよね」「この間の」「前回来てくれましたね」と存在の認知はしてもらえます。

要因は顔の濃さだけでは無いとは思いますが、それでも思い出すトリガーの一つに「顔」があることは疑いようがありません。

ビジネスの場において「存在の認知」は非常に有効的で、お客様から覚えてもらいやすいことはプラスに動きます。

また、趣味の場でも「存在の認知」はコミニティを広げるのに大いに役立ちます。私は覚えてもらいやすいので数回顔を出せば顔見知りが必ず生まれます。

認知されやすいのは「顔の濃さ」だけではないと思いますが、少なくとも覚えてもらえることの足掛かりになっているので、今では「強み」として感謝しています。


実年齢よりも上に見える

私は顔の濃さから実年齢より上に見られがちです。

最近やっと年相応に見られるようになりましたが、今でも「上」に見られることが多いです。

10代の頃は嫌でしたが、社会人になって「年上に見える」ことは有利に動くことに気づきました。

・新卒でも中途採用に見えるので「新人」だと思われない
・「できそうな人」に見られることで最初から信頼度がある
・「意外と若いんだね」は時と場合によって評価につながる
・ベテラン感はチャンスを引き寄せてくれる

社会に出て「新人」っぽさを感じていただくことが少なかったのは多少なりとも「実年齢よりも上に見られる」ことで起きた現象です。

お蔭様で様々な縁に恵まれることが多く、会社員時代は大変助かりました。

また、ハッタリが効くので自身を鼓舞することにも役立ちます。

内心怖くても「大丈夫ですよ」に説得力があるので、結果的に良い方向に動いてくれたのも「顔の濃さ」はきっと関与していました。


自分にとって嫌な部分が「強み」になる

自分の中にある「嫌な部分」を好きになれるかどうかは置いておいて、嫌な部分が「強み」として生きることは確かにあります。

それが自分の望む形だったのかどうかは定かではありません。

「強み」として生きた瞬間にそれを「プラス」に捉えるかは本人次第。だから「あなたの抱えている嫌な部分は武器なんだよ」と言われても中指を立ててしまうこともあるでしょう。

私も正直「自分で認めた」から「強み」だと思えるだけで、人に言われたら「うるせーな」と唾を吐いていたと思います。

また人によっては「そんなの全然恵まれてるじゃない」と言う人もいますが、「痛み」は「同じ痛みを分かち合う」ことでなければ伝わらないので、「嫌な部分」は人それぞれ。

「強み」として認めてあげれるのは「自分」しかいません。

周りになんと言われようと、自分の嫌な部分を認めてあげれるのは自分だけなのですから、何かプラスに動いた時は「嫌な部分について大嫌いだけど、助かってもいるよ」と少しだけ褒めてあげましょう。


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S.Uto
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