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「SEO対策をしてください」、さて何から始める?

現状の把握

SEO対策をする時、「最初に何をするべきか?」を決める際は<現状把握>を最初に行うことをオススメします。

たいていの場合クライアント側がWebマーケティング上の問題点や課題を把握していることは少なく、現状の状態すら把握できていないこともあります。

そのため、依頼があった際にいきなり内部対策やコンテンツ企画をするのではなく、先ず現状把握の時間を割くことが大切です。

確認すべきこと

・対策するWebサイトの内容/種類/商材
・サーチコンソールの設定が適切か
・アクセス解析ツールの導入状況
・Web戦略における目的の確認
・社内リソース(チーム体制)
・ペナルティの有無
・アクセス状況の把握
・デバイスの割合
・検索されているキーワード
・対策したいキーワードでの順位状況
・内部SEOの実施状況
・被リンクの数
・競合調査

など、現状状態の確認をする


施策の優先度を決める

大きく分類して「内部対策」「外部対策」「コンテンツSEO」「ローカルSEO」の4種類に分かれます。

そのため「SEO対策をお願いします!」と相談があった時は4種類の施策から何をベースに実行するのかを決める必要があります。

ここで重要なのは「現状の把握」をしっかりとした上で施策を定めていくことが重要です。

・Webサイトで扱っている商材は何か
・競合サイトの対策状況
・収益が発生するポイントはどこか

予算やスケジュールにもよりますが、<成果>を早急に求められるものでなければ「内部対策」を最初に実施し、評価されやすい環境を序盤に構築しておくことで最終的に大きな成果へとつながりやすいのでオススメです。

※「外部対策」は自然発生が生まれるようにする施策のため、最初は内部対策かコンテンツSEOが優先度が高いです。


対策するベンチマークキーワードを定める

SEO対策をする時「対策キーワード」を定める必要があります。

中にはクライアント側であらかじめ対策キーワードを準備している方もいますが、必ずSEO視点で自分の手で確認をしましょう。

ベンチマークするキーワードを決めたら順位傾向を追い続けておくことをオススメします。

SEO対策の成果を示す指標として「順位」は非常に役立ちます。

もちろん、順位だけを追っていてもCV数の増加に繋がらなければ意味はありませんが、SEO対策を行なった際の効果として目に見えて現れるのは「検索結果」であるため、必ず追い続けましょう。


【パーソナル】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント
   Webライター、Webマーケスクール講師
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽
   ラジオ、伝統・民俗芸能について調べること
特技:和太鼓、フットワークが軽い

【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM

Web制作会社のマーケティング支援部門でWebマーケティングコンサルタントとしてSEO、広告、コンテンツ制作、LPO、EFOなどの手法を元にお客様のWeb戦略のサポートを担当。提案・分析・企画・施策の実施・効果測定まで全て一気通貫で対応できることが強み。その後、Web接客ツールのベンダー企業にカスタマーサクセスを提供するコンサルタントを経て、現在フリーランスとして活動中。

何かございましたらお気軽にお声掛けください。

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S.Uto
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