SEOは継続が命
SEOに終わりはなく、常に走り続ける必要がある長距離走です。
継続こそがSEOにとって最も重要な施策であり、常に発信をし続けることが大切です。
本記事ではSEOにとって重要な「継続」をテーマに解説します。
SEOの世界は変化が激しい
SEOにはWebサイトの構造を最適化する『テクニカルSEO』、コンテンツを制作し集客を行う『コンテンツSEO』、外部サイトからの評価を増やすための『外部SEO』、地域性のあるキーワードやGoogleマップなどに対応する『ローカルSEO』の4種類に分かれ、それぞれ行う施策に違いはあれど、「検索行動の中でユーザーに質の高い検索体験を提供し、ニーズを満たすコンテンツを提供すること」が目的です。そして検索行動の中でユーザーが自社が提供するサービスに関心を抱き、購買行動へと行動を促進するマーケティング施策の一つです。
SEO対策のポイントは「高品質でユーザーのニーズを満たすコンテンツを制作する」ことで、様々な手法やテクニックが発信されていますが、本質は「検索体験の提供」であることは変わりません。
また、検索エンジンは年々アップデートされており、1年前と1年後ではSEOの常識そのものが大きく変わっていることがざらです。
つまり、SEOは1度成果を出せたとしても、その後すぐに転落してしまうことは珍しいことでは無く、継続し続けることが大切です。
情報の鮮度
情報の賞味期限は年々短くなっており、1日単位でも最新の情報に価値があるようになりました。
発信されるチャネルも増加し、1日に生まれる情報量は世界規模で見ると天文学的数値まで膨れ上がっていると予測されます。
Googleも検索エンジンのアルゴリズムに「情報の鮮度」を取り入れていることからも最新情報を発信し続けることの重要性が謳われています。
SEOにとって継続が最重要なのは「情報の鮮度を保つ」ためです。
1年前に作った記事は賞味期限が切れており、現在の変化に対応できていない可能性があります。
また、大きな変化が起きていなかったとしても情報を探す側のユーザーは「最新情報」として日付が新しいものを好みます。
そうしたコンテキストからも情報の鮮度は常に最新に保ち続ける必要があります。
環境の変化に対応する
SEOの世界は「Web」を土台に成り立っています。そしてその上に検索エンジンというプラットフォームがあり、私たちはその中で最適化を行うことになります。
この環境そのものが技術の発展により大きく変化することが多々あります。
例えばスマートフォンの登場によってインターネットに接続し、Webサイトを見る機会は急激に増加しました。
そして画面のサイズもPCと異なり小さくなり、従来のWebサイトでは利便性が悪く、扱いにくいものとなります。
そこで素早くスマートフォンにWebサイトを対応できた企業は機会損失を防ぎ、大きな収益へとつなげました。
今ではモバイル最適化は当たり前のものとなりましたが、こうした環境の変化は現在も起こっています。
この先もスマートフォンのようにデバイスそのものが大きく変化する可能性もあり得ますし、検索自体が大きく変わる可能性もあります。
現に検索行動には「音声検索」のように新たな検索方法も主流となり、SEO対策にも変化が起きています。
また、AIや機械学習の発展で検索エンジンの精度自体が変わってきているため、将来的には今以上にSEOの難易度が上がると予想されています。
こうした変化に対応するためにも継続し続けることで変化に早い段階で気づき、早急に対応することができます。
【パーソナル】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント
Webライター、Webマーケスクール講師
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽
ラジオ、伝統・民俗芸能について調べること
特技:和太鼓、フットワークが軽い
【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM
Web制作会社のマーケティング支援部門でWebマーケティングコンサルタントとしてSEO、広告、コンテンツ制作、LPO、EFOなどの手法を元にお客様のWeb戦略のサポートを担当。提案・分析・企画・施策の実施・効果測定まで全て一気通貫で対応できることが強み。その後、Web接客ツールのベンダー企業にカスタマーサクセスを提供するコンサルタントを経て、現在フリーランスとして活動中。
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