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THE SAUNA MAGAZINE

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サウナについての考察、体験、調査についてまとめた「読んでととのうマガジン」
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#美容

自宅でできる温冷交代浴

熱いお湯と冷たい水を交互に浴びる温冷交代浴は、サウナでも同等の効果を得られることから、昨今のサウナブームによってその名は一気に広がり、一気にメジャーな言葉になりました。 サウナでは「サウナ室で熱気を浴び」「水風呂に浸かり」「外気浴で休憩をする」という一連の流れを行うことで自律神経の交感神経と副交感神経の切り替わりが行われます。 サウナに入ることで血行が改善され、血管のポンプ作用がアップします。血流が良くなることで体のむくみが取れたり、内臓が活性化したり、疲労回復に繋がった

2021年3月度のサ活・note・日々の振り返り

こんにちは、Utoです。 2021年3月も終わりということで、今年も早くも3ヶ月終了しました。 3月のnoteとサ活、そして3月の日々を振り返ろうと思います。 3月のサウナはも「量よりも質」2月に引き続き3月も回数は9回と少なめで、週2回の頻度で通いました。 サウナに行く頻度が減ってしまいましたが、結果的に自分にとってサウナが精神安定に重要な役割を担っていたことに気づきました。 また、3月はサウナブームがより加速するような動きが見られました。 スマートニュースにサ

極上の水と熱|妙法湯 【サウナ体験記】

西武池袋線椎名町駅から徒歩3分。2019年にリニューアルされた「妙法湯」のモダンな佇まいは住宅街の中でも一際輝きを放ち、思わず立ち止まってしまうようなオーラがある銭湯です。 妙法湯は2019年1月にリニューアルをしたばかりのリノベーション銭湯で、モダンで洒落た温浴施設です。 妙法湯 住所 : 東京都 豊島区 西池袋4丁目32-4 営業時間 : 15:00~25:00 料金 :入場470円 + サウナ300円(タオル、バスタオル込み) アクセス : 西武池袋線 椎名町駅 徒

加速するサウナブーム!発展する嬉しさと反面、「サウナ好き」って言うのが恥ずかしくなってきた話

サウナブームが加速する昨今ではサウナ専門番組やサウナ専門誌が登場し、サウナ情報を発信するサウナメディアも登場し、ますますサウナカルチャーは爆発し続けています。 スマートニュースもサウナチャンネルが登場したことでサウナに関する情報を集めやすくなり、サウナ好きだけでなくサウナに関心がある人やまだサウナに目覚めていない人にもサウナ情報が届くようになりました。 サウナブームにより「サウナ×〇〇」という括りで様々なサウナエンターテインメントが登場することになり、例えば「サウナ×アー

水風呂へ沈む

気がつけば私は水風呂に入る時に「冷たッ!」とリアクションを取らなくなった。 ざぶんっと足から一気に肩まで浸かることに対して躊躇いは無い。 水風呂と私の距離は縮まり、もう恐れる相手では無くなった。 少し寂しいような、嬉しいような…複雑な感情だ。もう以前のように水風呂に対する恐れは抱かないのだから。 ============ この間、後輩を連れてサウナへ訪れた際に水風呂に入る時の初々しいリアクションを見て、いつからか「水風呂に入ることが普通」なことになったと思いを巡らせ

時間が歪むサウナ室

サウナにいる時、私は時折妄想に耽ることがある。 妄想といっても熱さに耐えながらできる妄想など最長でも2分、早い時は30秒も保たない。 12分計を見て「え!?まだ30秒しか経ってないの!?」と時間感覚が狂う感覚はサウナに入り始めた時から今日この瞬間まで一向に変化していない。 外気浴の30秒とサウナ室での30秒が本当に同じ30秒なのだろうか? あの瞬間、体感的には30秒が2分や3分ぐらいに感じることもある。何度も何度も12分計を見ても5秒ずつしか経っていないことなんてザラ

サウナに行く頻度が減ったことで気づいたこと

2月に入ってからサウナに行く頻度が極端に減った。 週6ぐらいのペースで通ってたのに今は週2程度まで落ち着き、「サウナに行かなきゃ」という思いが消え、前よりもサウナという存在が近く感じるようになった。 いく頻度が減ったのに、距離が近くなったというのも変な話だ。 普通、距離感ができて、身近だったものが特別になるのであれば道理がつくのだが、サウナは少し距離ができることで「日常」さが滲み出てくる。 おそらく「サウナに行かなきゃ」という強迫概念が薄れ、サウナに入ることが本当の意

サウナ室、上段に座るか下段に座るか|座る位置を考察する

多くのサウナ室は階段造りになっていて2段〜3段の段差になっています。 熱は上昇する性質があるので、サウナ室では上段の方が温度が上がります。 サウナ室には大まかに言うと上段と下段の2つの温度帯に分類され、入る人の好みに合わせて好きな場所に座るというのがサウナにおける場所の選び方です。 また、温度帯はさらに細かく分類され、熱源からの距離や入り口との距離などによって温度帯は変わり、表面温度と座面温度でも感じる温度は変動するためサウナ室の構造によって自身にとって最も理想とする場

サウナを楽しんでもらう7つのポイント

最近「サウナを教えてください」と知人にお願いされることが増えてきました。 私は知人をサウナに連れていく時は「サウナにハマってもらう!」という気持ちよりも「また一緒に行こうね」に着地できるようにサウナに触れてもらうことに重点を置いて9つのポイントを意識しながら紹介をしています。 今回は、私が知人に教えているサウナを楽しむポイントをしっかりとアウトプットしたいと思い筆をとりました。 ①サウナは我慢大会じゃない私は知人とサウナに行く時、相手の様子を見て先に出るようにアクション

サウナブームはどこへ行き着くべきなのか

「サウナの面白さ」への思いはサウナに通う日々を送る中で日に日に募り、サウナブーム抜きに、より多くの人にサウナに触れて欲しい気持ちからnoteに日々サウナを題材とした記事を書いています。 手探りで様々な切り口からサウナについて述べていますが、一番伝えたいことは「サウナは良いものだよ」ってことだけです。 入浴方法とか「ととのう」とかそんなのどうでも良くて、とりあえず「サウナは良いよ」とだけ伝えたい次第です。 ここ最近のサウナ界隈は「意識の高さ」と「ミーハー感」が目立つ傾向に

サウナをもっと暮らしの側に |-非日常のサウナ体験よりも日常の中のサウナ利用-

サウナ発祥の地・フィンランドでは、サウナが生活の中に浸透しており、一家に一台サウナがあるほど身近な存在です。 サウナには「健康に良い」とフィンランドでは古来より認識されており、心身ともにサウナによってコンディションを調整するだけでなく、交流の場としてコミュニケーションの中心部にも「サウナ」が置かれています。 日本における「お風呂」と同じく「入浴すること」が当たり前であり、毎日「入浴すること」に対して疑問も違和感も抱かないほど生活に溶け込んでいるカルチャーです。 フィンラ

2021年1月度のサ活まとめ|【サウナ体験記】

2021年のサ活総評早いもので2021年の1月が終わってしまいました。 それと同時に2021年1月のサ活も無事納まりました。 この調子だと気づけば今年も終わってしまいそうで恐ろしいですが、私個人としては20代最後の一年です。モラルを守りつつ自分の好きなことをやり通す1年にしたいと思います。 さて、2021年1月のサ活は17回9施設で週3.8回のペースでサウナに行きました。 非常事態宣言や私自身のコンディションが優れなかったこともあり、先月よりも7回分少ないサ活でした。

サウナ記事をまとめたTHE SAUNA MAGAZINEが40冊を超えたので読みどころを紹介

noteにサウナ記事を投稿するとTHE SAUNA MAGAZINEというマガジンに追加をしてアーカイブとしてまとめています。 THE SAUNA MAGAZINEは自分の書いたサウナを題材のとした記事をまとめているマガジンになるのですが、気づけば40冊を超えており、中々の量になってきました。 主に「サウナ」を主軸に様々な視点から「サウナ」について論じている記事が多いのですが、その中でも個人的に思い入れの深い記事を紹介したいと思います。 ========== サウナの

サウナにハマったら肌がもっちもちになった

サウナに毎日通いつめる日々を送る中、ふと自分の肌を触った時に肌がびっくりするほど「もっちもち」になっていることに気付きました。 「サウナ×美容」の切り口はよく見ますし、聖地「しきじ」の娘こと笹野美紀恵氏も『キレイをかなえる「しきじの娘」のサウナ美容』という書籍を出版し話題になったように、サウナには美容効果があります。 私自身もサウナに入るようになってから明らかに肌艶がよくなりました。自分の肌で身をもって体験すると凄さをしみじみと感じ、もっと多くの人に知ってもらいたいと思う