v.551
おはこんばんちわ。
![](https://assets.st-note.com/img/1729690674-LJGtwBXdQYb4ArnhSW2pzDxR.jpg?width=1200)
f/2.5(だな)
むきむき(無機無機)した感じも得意、と。
ってことで宣伝です。
↑が公開されています。
製品ページはこちらに↓
日々、COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 P II が気になっている同好の士も多いことでしょう!
ええ、そうに違いありません。
記事が公開されたら中の人に「Pって何のぴぃ?」って聞いてみようと思っていましたが、公開までかなり時間が掛かったので完全に失念していました。
多分パンケーキのPだとは思います。
インプレ本文中で触れている前出の製品はコチラ。
スクショも勝手に貼っておきますが、怒られたら消します。
![](https://assets.st-note.com/img/1729685022-b2Al7ePytQXuFq3ijkr0NfvG.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1729685062-NYEvd0GXlSTKDZkaLmBA9WQI.jpg?width=1200)
ご覧の通り構成は最終面のモノ以外は同じに見えますぬ
何がどう効くのか素人には分かりませんが
どこかしらが良くなっていそうな雰囲気を
ビンビンに感じて夢は膨らみます
怒られたらコチラも消しますので
新旧でほぼ同じ構成としつつ、最終面では異常部分分散ガラスを使用することによって、きっと何かの収差を低減しているのだろうとは思います。
が、
いわゆる高級硝材とか特殊硝材を使うことで単純に性能が良くなるか?というと、そういうことでは全く無く、全体のバランスであったり、レンズ構成やその組み合わせによって、選択した硝材の特性をどう作用させるか?が重要である、と中の人から聞きました。
という正論は置いといて、
この「何か良くなっていそう」という気持ちは、趣味のモノに於いては大変に重要であるということを強く主張したい事であります。
あとねー、コシナの良いところとして、何かを変えたことによって「著しく性能向上」などと嘯く(うそぶく)ことが無い(過去にあったかも知れませんし、筆者が見つけられていないだけの場合があります)ところも好感触だったりしています。
新旧で比較して「性能が良くなりました」って言うのは簡単だし、訴求効果としてはデカいのだけれども、従来機を気に入って使っているユーザーにとっては面白くない話でもある訳で。
なので、広報宣伝活動としては言葉選びは慎重にすべきであると、私は思っています。だって趣味のモノだからね。データを事実として示すことは良いと思いますが、数値を言葉として「圧倒的改善」とか「過去最高性能」みたいに表現しちゃうのは違うんじゃねーの?と思うワケさ。
だって新型登場の直前にやっとこさ買っちゃう場合もあるじゃん?
なので
1:事実は淡々と
2:数値では分かりにくい部分は饒舌に
3:コンセプトはシンプルかつ明瞭に
4:製品のイメージを固定しない
が大事だと思っています。
4の "製品のイメージを固定しない" は、「パパママカメラ」みたいに、売りたい側の作り上げたイメージで、一方的にユーザー層を作っちゃわないってこと。
同様に、エントリークラスって表現も個人的にはナシだと思っていますが、価格帯をイメージしやすいので必要悪だと思って使っています。
話を戻して、
カラスコ35Pは個人的にどストライクでした。
「テメーのストライクゾーンはガバガバだろう?」という意見も、当然あるかと思いますが、
ストライクゾーンはガバガバな方が楽しく酔っ払るじゃろ?
と考えられるくらいに私は歳を重ねたので、ね。
![](https://assets.st-note.com/img/1729687211-3RPtTLNksoIdS0vifbgOUrDu.jpg?width=1200)
f/2.5(開放でっせ)
これがファーストショット
ヘリコイドアダプターで最至近にてパチリ
え?と思いますた
めっちゃ写るしボケも自然
![](https://assets.st-note.com/img/1729687035-DTpfUvSHqNaCFyrWLm53eAi0.jpg?width=1200)
f/2.5(開放やで)
見間違いかと思ったのだけど、バナナの葉っぱの葉脈でいいのかな?
その葉っぱの再現がエグくて
えぇ?
と思いますた(2度目)
これ最新の高性能売りしてるレンズの写りじゃないの?
って感じね
![](https://assets.st-note.com/img/1729687457-6EwW9spl5j0XTVZOnCx1DKk2.jpg?width=1200)
f/2.5か2.8が定かではありませんが、多分開放だったような気がします
バカ写るじゃん。
お前サイズ感(レンズサイズのことね)間違えとりゃせんか?
って思ったね
ファーストショットから20分程度のお付き合い時点で、134gのレンズが発揮していい性能じゃないって思いました。
まぁ、世界にはRF28mmF2.8STMみたいなバケモノも居ますが、ね。
何がバケモノかというと、金属マウント、AFユニットをブチ込んだ上での120gという、まさに令和の奇跡。
PMo非球面レンズってプレス後にやる研磨工程がめちゃムズいらしいんだよね。どうやって安定した歩留まりとコストを実現した上で精度良く磨いているのか知りたいって言ってる光学屋さんが何人かいらっしゃいました。
興味を持たれましたらば、是非インタビュー記事も↑
ファーストインプレでピンと来てたので
![](https://assets.st-note.com/img/1729688333-dVhM7SA1gmswN06HKuIQlaY2.jpg?width=1200)
f/2.5(自信ある)
ちょっとピント外しちゃったので、ここで供養
![](https://assets.st-note.com/img/1729688333-Zp2R8Xkec3Dni6Udu1JAhm4j.jpg?width=1200)
f/2.5
掲載カットのバリエーションでつ
![](https://assets.st-note.com/img/1729688482-grVQ0JXnFcaM1tzP2Ew6S9eh.jpg?width=1200)
f/2.8じゃないかなぁ
趣味全開でパチリすよ
そりゃもちろんね
気に入ったぞってレンズは
趣味に走りやすい傾向にありますよ
![](https://assets.st-note.com/img/1729688502-Wt9IVvcryZNALdGBT42gYmbU.jpg?width=1200)
f/2.8と4.0の間 掲載カットだぬ
マジでよく写るよね
インプレでも記述してますが
使ってて楽しかったんだよね
35mmってなんだか苦手だから
ここまで楽しいとは全く予想してませんでした
だってこれまで触れ合った35mmってどれもムズかったんだもん
ほぼ歪んでないね
みごとなり
![](https://assets.st-note.com/img/1729688502-COwjZUSmGnBMVtofcHzJ1uT5.jpg?width=1200)
f/2.8と4.0の間 こちらも掲載カット
フォトスタイル風景だったかな
ちょっとパキッとさせたいって思ってビビッドか風景を選んで撮った気がします
場所は日本大通り駅の直ぐ近くで
定期的に作例に登場してもらっています
![](https://assets.st-note.com/img/1729688502-j70LicuwhVFJdkm5eUl8PHtS.jpg?width=1200)
f/2.8
風がオールデイロング強い日で
泣きそうになりながら
撮ってた記憶あり
だって風つよいと揺れるじゃん?
対象じゃなくて自分も
するとピントはある程度決め打ちで
狙ったところにお互いが重なったタイミングで
パチリする必要があるのね
実際問題として風の強い日は
仕事で流し撮りする時くらい気を使っちゃいます
連写すれば良いってワケでも無いのよね
沢山撮ると後が大変だし
それに
キメて撮るのと何か違うんだよね
自己満足かも知れないけどさ
という言い訳
![](https://assets.st-note.com/img/1729688502-dWxrw1IPnsYOCfAUe0iHFukS.jpg?width=1200)
f/2.8
撮った後に「あ、開放じゃなかった」てなったけど
撮り直さなかった時のいちまい
フリンジ少ないっしょ?
結構イジワルしたんだけどね
![](https://assets.st-note.com/img/1729688502-5zmBlJTSWR1gVHhnbKOyC9oc.jpg?width=1200)
f/2.8 掲載カット
なに?このボケ味。馬鹿じゃないの??(褒めてます)
ってなりますた
作例で撮った写真の中で一番のお気に入り
正直、使いたくなかったくらい
![](https://assets.st-note.com/img/1729688502-xaMYNsngyPZtEb1qzDmQe8pv.jpg?width=1200)
f/2.5 掲載カット
70cmってこれくらいの距離
35mmレンズで最短70cmって
ちーとスパルタンに過ぎるじゃろがい
撮ってる感覚としてはビックリするくらい寄れません
マジで冷水を浴びせられたくらいに
目が覚めるよ
このカラスコみたいに、素のスペックが最新のものと比べて限定的なレンズを使っていると、常々感じることがあります。
当時よりも技術が遥かに進歩していて、沢山の教材となる写真や前例が手軽に手に入って、撮影のボリュームも跳ね上がっていて。
それでもなお、全く近付けている気がしません。
やればやるほど遠いんですけど?
どういうことかな。
って感じで、昔の巨匠の技術と情熱、視線には本当に参っちゃいますな。
上手すぎるぞ